2018年10月26日 更新

ジギタリスの育て方は?種まき時期や肥料・用土など鉢植えでも楽しめるジギタリスの栽培方法

ジギタリスの花名は、ラテン語のdigitus(指)が語源。すっと伸びた茎の腕の先に開くベル型の花の形が、指サックに似ていることから名づけられたといいます。イギリスではフォックス・グローブと呼ばれ、イングリッシュガーデンには欠かせない存在として知られています。日本の別名は狐の手袋といいます。

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ジギタリスとは?

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西ヨーロッパ、南ヨーロッパが原産地のジギタリスの草丈は30~180cmもあります。地面に平たく広げた放射状の葉から、スッと伸びた花茎にベル形の花がびっしりつく姿は、圧巻です。花は純白、ピンク、パープルがあるので好みを選んで育てましょう。

盛夏までの5月~6月が開花期です。数本あるだけで目を惹く華やかさを演出できる主役の花です。

ジギタリスの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ:3月~4月中旬、10月中旬~11月
種まき:5月~7月中旬
開花期:5月~6月
※関東地方以西基準

置き場所

明るい半日陰を好みます。強い西日は避け、水はけの良い場所で育てましょう。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと与えてください。

栽培のポイント

ジギタリスは、大きく放射状に広がって育つので、秋または早春にポット苗を植える際は、株と株の間を50cmくらい開けて植えつけるのがポイント。やがて葉の間から何本か花芽が伸び出してきますよ。思いがけないほど草丈が高くなることがあるので、花壇の奥のほうに配置するとよいでしょう。

花は穂の下からだんだんに上に向かって開いていきます。一番花の先のつぼみが咲いた頃に花茎を根元から切り取ると、その下の節から細い側枝が伸びて二番花が咲き、次々と開花を楽しめますよ。種を採らない場合は、花が咲き終わったらすぐに花茎を切り取り、株全体の消耗を防ぎましょう。

主な病害虫

害虫:アブアラムシ
病気:特になし

ジギタリス栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

初期育成に必要な栄養素がはいった有機培養土

プロトリーフ 花と野菜の有機培養土/12L

プロトリーフ 花と野菜の有機培養土/12L

元肥入りでいろいろな植物に手軽に使用できます。赤玉土や鹿沼土、バーク堆肥をほどよく混合し、保水性と排水性の高い培養土は、鉢植えにもぴったりです。

水で薄めて使用する即効性の液体肥料

【住友化学園芸】 花工場 原液 800ml

【住友化学園芸】 花工場 原液 800ml

植物の生育に欠かせない各種成分をバランスよく配合した、すばやい効きめの液体肥料。水で薄めて使用します。

アブラムシにはスプレータイプが便利。幅広く使用できる殺虫剤

アース製薬 アースガーデン オールスタースプレー 10...

アース製薬 アースガーデン オールスタースプレー 1000ML

花につきやすいアブラムシ類に効果的。いろいろな植物に使用できる殺虫剤です。

イングリッシュガーデンを彩る代表選手、ジギタリス!

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イングリッシュガーデンを彩る代表選手、ジギタリス。園芸種では「ジギタリス・プルプレア」が有名ですが、最近は同品種の、早咲き種で花色が多い「エクセルシア」グループや、秋まきして翌年の初夏に開花する「フォクシーグループ」も出回り、開花を長く楽しめるようになりました。ぜひ組み合わせて楽しんでみてくださいね。

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