ハーブの代表格セージ!セージの育て方を覚えて料理に使おう!セージの使い方、レシピをご紹介

2018年11月14日


ハーブの代表格「セージ」は、爽やかな強い香りが特徴的なハーブです。鮮やかなブルーの花をつけるラベンダーセージなど、観賞用としても人気の高いハーブですが、実は食べられる品種もあります。そんな料理のアクセントにぴったりのセージを使った、おいしいレシピのご紹介です。

ポピュラーなハーブ「セージ」の特徴

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セージは、ハーブの中でも比較的育てやすく、ガーデニング植物として人気があります。 セージという名前は、ラテン語で「治療する」「健康」などを意味する言葉に由来していると言われます。その名の通り、セージにはたくさんの効能があり、古来より薬草としても活用されてきました。 食用からアロマまで、さまざまな用途があるため、家庭で育てていると使い勝手が良く、便利なハーブです。 とても香りが強いのが特徴で、よもぎに似た爽やかな香りがします。

万能ハーブ!セージの効能や用途は?

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セージの効能

セージには、強壮作用や消化促進の効能があると言われています。また、食品の防腐や臭みを取る効果も期待でき、ソーセージなどのスパイスとして用いられています。 そのほか、セージの香りには精神安定の作用もあり、精油はうがい薬や胃腸炎の内服薬として使われることもあります。薬用として使われるほど強い効能をもつハーブであるため、妊婦さんは摂取を控えるなど、使用の際には注意しましょう。

セージの用途

セージは、主に葉を使用するハーブです。葉の精油はアロマオイルや内服薬として用いられます。 葉をそのままスパイスとして料理に入れたり、防腐剤として加工品に入れる場合もありますね。

お料理に適したセージの種類は?

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最近では園芸用のセージもたくさん見られるようになり、セージと呼ばれるものが多種あります。 その中で一般的に食用として用いられているのは、コモンセージ、ガーデンセージ、スパニッシュセージなどです。ロシアンセージやラベンダーセージはきれいなお花をつけるため人気のある品種ですが、食べることはできません。チェリーセージやパイナップルセージは葉は食用には不向きですが、エディブルフラワーといって花は食べることができます。 セージをお料理に使う際には、食べられる品種かを必ず確認してから使用してくださいね。

セージのおすすめレシピ

フレッシュセージのグリルチキン~夏野菜を添えて~

※画像はイメージです。

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【材料(2人分)】 <グリルチキン> 鶏もも肉  1枚 セージ   2~3枚 オリーブオイル 塩・黒こしょう <夏野菜ソテー> ズッキーニ          1/2本 パプリカ(赤、黄どちらでも) 1個 ナス             1/2本 アスパラガス         2本 その他お好きな野菜 オリーブオイル 塩、黒こしょう 【作り方】 1. フレッシュセージをみじん切りにします 2. 鶏もも肉に包丁で切り込みを入れて開き、厚さを均等にします 3. 2の鶏肉に塩・こしょうを適量まぶし、オリーブオイルを全体にかけます 4. 下味をつけた鶏もも肉をグリルで15~20分、表面が香ばしくなるまで焼きます 5. チキンの焼き上がりを待つ間に付け合せをつくります 野菜をひと口大にカットし、塩・こしょう、オリーブオイルをかけて全体に混ぜ合わせます 6. フライパンで野菜をソテーし、焼き上がったチキンと一緒に器に盛り付けて完成です

セージ香るバターナッツとベーコンのパスタ

※画像はイメージです。

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【材料(2人分)】 バターナッツ:1/2本 ベーコン:2枚 セージ:10枚 パルメザンチーズ:1/4カップ チキンブイヨン:少量 バター:大2 オリーブオイル (飾り用) セージ、松の実、パルメザンチーズ:適量 【作り方】 1. バターナッツは、ひと口大のサイコロ切りにして10分茹でてザルにあげておく。 2. ベーコンは短冊切りにしておく。 3. フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ベーコンをかりかりになるまで炒める。ベーコンはキッチンペーパーを敷いたお皿に取り出しておく。 4. フライパンに残ったオリーブオイルでセージを揚げ焼きして油に香りづけする。セージも取り出しておく。 5. パスタを茹で始める。 6. フライパンにバターを加えてバターナッツを軽く焦げ目がつくまで炒める。 7. 茹であがったパスタと茹で汁、チキンブイヨンを6に入れて手早く絡める。 8. そこへセージ、ベーコンを戻し入れ、パルメザンチーズを混ぜて塩こしょうで味を調える。 9. 器に盛り付けて、飾り用のセージと松の実を散らし、パルメザンチーズをかけて完成。

セージのチーズクリーム ニョッキ

※画像はイメージです。

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【材料(2人分)】 <ニョッキ>※6人分(使わない分は冷凍保存) ジャガイモ:500g 強力粉:150g 全卵:1/2個 塩 <クリームソース> お好きなチーズ:50g 生クリーム:50cc 白ワイン:10cc セージ:4枚 バター:50g パルメザンチーズ 黒こしょう 【作り方】 1. ジャガイモの皮をむき、塩茹でしてマッシュする。 2. 熱いうちに強力粉をまぶし、塩、卵を加えて生地を練ってまとめる。 3. 生地を4等分にし棒状に伸ばしたら、2cmほどの大きさにカットし茹でる。 4. 鍋にバターを溶かし、軽く焦げ目がついたら、白ワインとセージを加える。 5. 4に生クリーム、チーズを溶かし混ぜ、ニョッキを合わせて塩、黒こしょうで味を整える。 6. 器に盛り付けて、パルメザンチーズを散らせば出来上がり。

セージのフレッシュハーブティー

※画像はイメージです。

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【材料(2人分)】 セージ:5枚 スペアミント:3~4枚 レモンタイム:2~3枚 ローズゼラニウム:2~3枚 その他お好きなハーブ:適量 (飾り用) セージ、レモンの輪切り 【作り方】 1. フレッシュハーブの葉だけをとり、水で洗う。 2. ハーブをティーポットに入れ、熱湯を入れ蓋をして8分ほど待つ。 3. カップに注いで、セージとレモンの輪切りを飾れば完成。(お好みでハチミツなど入れてもOK)

香りを活かしてシンプルな料理のアクセントに

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強い香りが特徴的なセージは、シンプルな肉料理、魚料理、パスタなどの風味づけとして使うことで、ステキなアクセントになります。食材の臭みを取ってくれるのも嬉しいポイントですね。 また、ご紹介したようにフレッシュハーブティーにして飲むのもおすすめです。すっきりとした香りは心もカラダもリフレッシュしてくれます。 家庭でセージを育てて、ちょこっと料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。