2018年10月26日 更新

ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の育て方は?肥料や用土、水やりなど苗から鉢植えでできるポーチュラカの栽培方法

暑さや乾燥に強く、5月~10月と開花期間も長いポーチュラカは、ガーデニング初心者さんの強い味方です。多肉質の葉と茎が少々の乾燥なら耐えてくれるうえ、地面を覆うように育って花をつけ、けなげにも暑い地表温度を下げてくれる、その雑草のような強さと小花の愛らしさを兼ね備えた、いじらしさがたまりませんね。

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ポーチュラカとは?

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ポーチュラカは熱帯~温帯が原産地の暑さや乾燥に非常に強い植物です。多肉質の茎とヘラ形の葉が特徴で、地表を這うように広がることからハナスベリヒユとも呼ばれています。

畑地の雑草に見られる、黄色のごく小さな花をつけるスベリヒユ(Portulaca oleracea)は、葉や茎の姿がよく似ているのでポーチュラカの祖先ともいわれ、栄養価が高く外国では食用にする場合もあるほどです。

種がつきにくいポーチュラカは、挿し木でふやされた苗が一般的です。日光を好むので、日当たりの悪い場所では花がつきにくく、天気の悪い日は花が開きません。アサガオのように午前中だけ開花する原種のほか、最近は夕方まで咲く改良品種も注目されています。

ポーチュラカの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル  

植えつけ・植え替え期:5月~8月
開花期:5月~10月
※関東地方以西基準

置き場所

終日よく日が当たり、水はけの良い場所で管理します。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が白く乾いてからたっぷりと与えましょう。庭植えは特に必要ありません。

栽培のポイント

ポーチュラカは、5月~8月が植えつけの適期です。暑い時期こそ旺盛に育つ植物なので、気温を心配せず大きく育てましょう。

鉢植えの植えつけは、根鉢を崩さず、そのまま植えつけてもOK。肥料は7月~9月に与えます。成長が良くない場合は、鉢が根詰まりしている可能性が高いので、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

挿し木の適期は5月~10月。茎を5~10cmほどの所で切り取り、植えつけと同じ用土に挿すだけでOK! 容易に発根して苗になります。切り取った茎を水に挿しておくだけでも根が出るので、発根してから土に植えつけてもよいでしょう。

寒さには弱いので、秋に苗の鉢をつくり、室内で冬越させてくださいね。

主な病害虫

害虫:特になし
病気:特になし

ポーチュラカを育てるためのガーデニング用品

保水と排水のバランスを考慮した元肥いり培養土

花ごころ:花ちゃん培養土 12l

花ごころ:花ちゃん培養土 12l

ココナッツファイバーを配合し、オリジナルの有機資材をプラスした元肥入りの培養土です。リン酸成分の多い有機肥料を配合し、花つき実つきを促します。

ゆっくり長く効果が持続。植物の生育を助ける

ハイポネックスジャパン:マグァンプK中粒 600g

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植えつけ、植え替え時に混ぜるだけでOK。1度混ぜ込めば1年間効果が持続。根に直接触れても肥料やけの心配もありません。植物の生育を助け、花つきを良くします。

アブラムシがでたときには幅広く使用できる殺虫剤を

アース製薬 アースガーデン オールスタースプレー 10...

アース製薬 アースガーデン オールスタースプレー 1000ml

害虫被害はほとんどありませんが、アブラムシを発見したときには幅広く使用できる殺虫剤があると便利です。

ポーチュラカは手間いらずだから、初心者でもかんたん!

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大した手間もかけないのに、暑い季節の間中ずっと伸び続けて花をつける同じポーチュラカ属に、マツ葉のように細い葉のマツバボタンがあります。花も葉も小さいので、庭の縁石やレンガ、コンクリートで囲った一段高い所に植えて鑑賞するのがおすすめです。大きく広がったら好きな長さにカットして飾っても素敵ですね。

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