2018年10月17日 更新

ユリの育て方 花の色や形、草丈など、さまざまな園芸品種が揃う

花が風にゆらゆらと揺れることがその名前の由来になったというユリ。美しい花を庭や鉢で育てたり、切り花で楽しんだりするのはもちろんですが、その根は食用にするなど、古くから日本人の生活に取り入れられ、愛されてきました。さまざまな品種があり、花の色や姿、性質などはそれぞれ違いますが、1株だけで華やかで優雅な雰囲気を演出してくれるのはユリならではの魅力。地植えにして、鉢植えにして存在感たっぷりのユリをお楽しみください。

ユリとは?

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ユリ科の多年草で、球根植物です。北半球の温帯地域原産で、90種類以上自生しているといわれています。日本ではヤマユリやササユリ、テッポウユリなど15種類ほどが自生しています。園芸品種としてはオリエンタル系やスカシユリ系などが一般的で、多くの改良品種があります。古事記をはじめ、日本の書物や和歌などにも登場するユリは、古くから食用や薬用植物として親しまれていたとか。美しい花を観賞するようになったのは、江戸時代以降といわれています。

ユリの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ期: 10月~11月
開花期:5月~7月
※関東地方以西基準

置き場所

多くのユリは日あたりと水はけの良い場所を好みますが、品種によって明るい半日陰を好むものもあります。

水やり

地植えの場合、乾燥したら与えます。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。花が終わった後も葉が枯れるまでは乾かないように管理します。

栽培のポイント

一般的には水はけと通気性のよい保水力のある土を好みます。ユリの種類によって粘土質の土を好むもの、砂質が多く水はけのよい土を好むものがあるので、球根購入時に確認しましょう。

ユリの球根には上根、下根と呼ばれるふたつの根があり、どちらも役割があるので、植えつけする場合はこの上下の根がしっかりと土中に埋まるよう、深めに植えつけるのがポイント。基本的には球根の高さの2~3個分の深さになるよう植えつけます。鉢植えする場合も深めの鉢を選んで、十分な深さになるよう調整します。

地植えした場合は春、葉を広げ始めたときと、花後のタイミングで緩効性の化成肥料を株元に与えてやります。鉢植えの場合は元肥として緩効性化成肥料を与え、生育期間中も液体肥料等を与えてやると元気に育ちます。茎が長く伸び、倒れる心配があるときは、支柱を添えて。また花後、そのままにしておくとタネのできる品種もあるので、花が終わったら摘み取りましょう。

主な病害虫

害虫:ワタアブラムシ
病気: 葉枯病、斑点病

ユリ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

球根栽培用に大粒がミックスされた専用土

ゴールデン粒状培養土 ゴールデン培養土 球根用 14L

ゴールデン粒状培養土 ゴールデン培養土 球根用 14L

大きさの異なる3mm粒と5mm粒の2種類の粒とバーミキュライト等を配合し、排水性、保水性、通気性、保肥性に優れた培養土。一粒一粒に栄養成分が配合され、じっくり長く効果が持続します。

天然のミネラル成分配合で花つきアップ

バイオゴールド オリジナル 天然有機肥料 900g

バイオゴールド オリジナル 天然有機肥料 900g

追肥には各種天然材料を独自製法で時間をかけ熟成した天然有機肥料がおすすめです。豊富なミネラル類配合で、いろいろな植物に効果的です。

葉が変色するタイプの病気に!予防効果もある殺菌剤

住友化学園芸 STダコニール1000 30ml

住友化学園芸 STダコニール1000 30ml

斑点病や葉枯病など、葉の色が変わる病気に効果的な殺菌剤です。水で薄めて散布します。

日本の野山にも自生するユリ栽培は初心者の方にもにオススメ!

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日本の野山にも自生するユリは、初心者でも育てやすい草花のひとつ。純白の大きな花を咲かせる「カサブランカ」も丈夫で育てやすいので、オススメです。世界中で親しまれてきたユリには品種や花色によってさまざまな花言葉があります。聖母マリアにささげられたという白いユリは「純潔」などの花言葉が代表的。ササユリには「上品」テッポウユリには「甘美」などの花言葉があります。

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