2019年11月8日 更新

ベンジャミン(フィカス・ベンジャミナ)の育て方!室内でも育てられるの?

ベンジャミンは、フィカス属の観葉植物です。品種はスターライトが人気。葉落ちの原因は日照不足です。置き場所は日なた。場所は頻繁に変えず、乾燥を避けるため葉水を行います。肥料は液体が良いでしょう。枯れ葉は剪定してデザインを楽しめます。育て方は簡単で初心者向きです。

ベンジャミンってどんな観葉植物?

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・原生地:インド、マレーシア、東南アジア

・耐寒性:弱い

・名前の由来:科名はクワ科、属名はフィカス属です。
インドやネパールでは、「聖木」とされています。
フィカス属は、無花果(イチジク)と同じ仲間であり、長期間育てていると、実のような丸い塊の中に小さな花を咲かせます。

・室内で育てられるか:春から秋の暖かい時期は戸外で良いですが、耐陰性があるため、冬は室内の日差しが入る窓際に置いて冷やさないように管理しましょう。

ベンジャミンの品種

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・スターライト:大きな白乳色の斑が入っています。
爽やかでオシャレな印象を持つ人気の品種です。

・バロック:葉がクルクルと丸まっています。
株元から葉が付くためボリュームがあり、存在感があります。

・ライム:葉色がライトグリーンです。
家全体が明るい印象に。
シンボルツリーとしても活躍。

・ブラック:葉色は深みのあるダークグリーン。
小さめの葉は、卵型でツヤを放っています。
シックでクールな印象。

他にも、ベンジャミンには様々な品種が存在します。

ベンジャミンの育て方のポイント

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明るい日陰でも育ちますが、しっかりした株に育てるには、できるだけ日光に当て、枝葉が間のびしてスカスカにならないよう注意します。

寒さには弱く、地植えには不向き。
主に、冬は室内で観葉植物として鉢植えで育てると良いでしょう。
ただし、冬の室内は暖房などで乾燥しがち。
乾燥するとハダニが発生しやすいので、こまめに霧吹きなどで葉水をしてください。
ハダニの増殖を防ぎ、葉にも水分が行きわたります。

肥料は、多すぎると枝葉がワイルドに伸びすぎるので与える量は表記通りに。
ベンジャミンは生育旺盛なので、中~小鉢のものは毎年春から夏に鉢土を1/4程度落とし、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

大鉢のものは2~3年に1回でも良いでしょう。

ベンジャミンの土

初心者でも安心の観葉植物専用の培養土です。
観葉植物専用の土 10L

観葉植物専用の土 10L

高温多湿を好むベンジャミンですが、排水の良い用土がオススメ。
水持ちの良い培養土には、軽石を1~2割程度加えると良いでしょう。

配合は、赤玉土小粒5:ピートモス3:パーライト2や、観葉植物用の土2:赤玉土1:鹿沼土1など。
赤玉土や鹿沼土で土表面を覆うと、コバエの発生を防ぐメリットがあります。

ベンジャミンの日当たり・育成場所

・日当たり:日当たりを好むため、日光がよく当たる場所、明るい日陰などで早く成長します。
気温5度以上であれば基本的にどこでも問題ありません。
ただし、夏に直射日光の当たる場所に置いておくと、葉焼けを起こします。
室内では、レースカーテン越しがオススメ。

・置き場所:日なた~半日陰が良いでしょう。
8号鉢以上枝葉が充実してきたら、よく日光に当てることで株姿が引き締まり、病害虫の被害も抑えることができます。
置き場所を頻繁に変えると、葉落ちするため注意しましょう。
3週間ほどかけて段階的に環境に慣らしていきます。

ベンジャミンの水やり

春~秋にかけては生育期であるため、表面の土が乾いたらたっぷり水やりします。
特に、夏は毎日のように水やりを行いましょう。
鉢底から水があふれるほどでも構いません。
ただし、受け皿に水が溜まったら必ず捨てないと根腐れします。

冬は、やや乾燥ぎみに。
表面の土が乾いたら2~3日空けて水やりします。

多湿を好むため、葉に直接霧吹きやスプレーで水をかけたり、葉水を年間通して行ったりすることで色ツヤを保つことができます。

ベンジャミンの肥料

ベンジャミンの葉色を濃くあざやかにする、速効性の液体肥料です。
ハイポネックス ハイグレード観葉植物 450ml

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肥料を与えなくても良いですが、与えた方が成長も早いです。
ベンジャミンの成長期である5~10月に、緩効性化成肥料を規定量与えます。

2週間に1回のペースで薄めた液体肥料を与えるのもオススメです。
室内で有機肥料を与えると、ニオイ・虫の発生源となるため注意しましょう。
また、冬に肥料を与えると肥料やけを起こし、株を枯らしてしまうことも。

ベンジャミンの剪定

・剪定理由:枝を切ることで、見た目が美しくなります。
また、通気性が良くなり、病害虫の被害を防いだり安定した樹形になったりします。

・剪定のタイミング: 枝葉が混み合い、風通しが悪くなったら。

・時期:新芽が出る4~5月前後、もしくは秋口。

・見栄えをよくする剪定のコツ:バランスの良い丸い形を決めてからカットします。
伸びた茎の部分をカットして、コンパクトになるように剪定していきます。
ここから徐々に枝を伸ばしていき、再び丸くなるようにしていきます。

・ベンジャミンの樹液:ゴムの木の仲間なので、切断面から粘ついた白い樹液が出ます。
肌の弱い方はかぶれることもあるので、触れないように注意しましょう。
グローブや手袋を着用して作業することをオススメします。
万が一、触れてしまったら水で洗い流しましょう。

ベンジャミンの植え替え

植え替えせずに根詰まりすると、生育が滞り葉も減って葉色も悪くなっていきます。

・植え替えに適した時期:2~3年に1度。5~8月。

1.水やりをやめて土を乾燥させ、ビニールシートを敷き周囲が汚れないようにします。
2.一回り大きな鉢を用意。鉢底に穴が空いているものには、鉢底ネットを使用します。
3.鉢の7~8割程度まで、土を入れていきます。
4.鉢底の土を少し落としてから、枯れた根は剪定バサミで切り、新しい土を入れた植え替え用の鉢に置きます。
5.土を入れていきます。隙間なく土が入るように、棒などで突きながら入れ込みます。
6.支柱を立て、麻ヒモで結びます。
7.鉢底からあふれるほど、たっぷり水を与えます。
8.新しい葉が出る・枝が伸び始めるなどしたら、根が定着したので支柱を抜きます。

植え替えに慣れてきたら、ハイドロカルチャーに挑戦するのも良いでしょう。

ベンジャミンの冬越し

5度以下になったら、暖かい室内に移動させましょう。
注意点は、霜に当てないことです。

ベンジャミンの増やし方

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挿し木や取り木、株分けといった方法があります。
また、ベンジャミンが弱ってきたとき(葉落ち、葉が落ちるとき)にも使えますよ。

ベンジャミンの挿し木

・挿し木に適したタイミング:剪定時に切り取った枝をそのまま使用したい時。

・時期:5~8月頃。

剪定した枝をそのまま使用するか、枝を10cmほど切り、先端部の葉を2~3枚残して挿し穂にして、清潔な用土に挿します。

ベンジャミンの病気・害虫

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カイガラムシやハダニ、アブラムシがつき、栄養を吸収してしまい枯れます。
また、虫の糞によりすす病も誘発。
見つけ次第、殺虫剤を散布するか歯ブラシでこすり落として駆除します。

ベンジャミンの病気・害虫

初心者にも人気のベンジャミンは、病気にかかりにくいといわれています。
害虫に注意すれば、比較的丈夫で育てやすいでしょう。

初心者にもオススメのベンジャミンを育ててみよう

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ベンジャミンは、生命力が強く育てやすい、オシャレな観葉植物です。
葉落ちしないように「置き場所」だけ気をつければ、屋外でも室内でも丈夫に育ちます。

ぜひ育てる楽しみを実感してみてはいかがでしょうか。

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