2019年11月10日 更新

サンスベリア(トラノオ)の育て方をご紹介!水耕栽培(ハイドロカルチャー)でも育てられるの?

別名がトラノオというサンスベリア。品種が多く、乾燥に強い観葉植物です。初心者にも難易度が高くなく育てやすい反面、水の与え過ぎなどで根腐れしてしまうことも。そこで今回は葉水の仕方や置き場所などの基本的な管理から、株分けで増やす方法まで詳しくご紹介いたします。 

サンスベリア(トラノオ)ってどんな観葉植物?

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サンスベリアは、キジカクシ科チトセラン属の多年草。
別名を「トラノオ」と呼び、葉に虎の尾のような縦模様が入っているのが特徴です。
アフリカやアジアなどの乾燥地が原産地のため乾燥に強く、耐寒性、耐陰性にも優れています。

あまり水やりの必要がなく室内でも育てやすいので、ガーデナー初心者にもおすすめです。
ただし、もともと乾燥地帯の植物で蒸れに弱いため、湿気には十分注意が必要となります。

サンスベリア(トラノオ)の種類

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サンスベリア(サンセベリア)は多くの品種があり、葉の大きさや形状がそれぞれ異なります。

もっともポピュラーで流通数が多いのは「サンスベリア・ローレンティー」で、緑に黄色っぽい斑が入った肉厚の葉が、いくつも立ち上がる姿が特徴的です。
大きいものは100㎝ほどに成長します。

そのほか、流通数が多いものにローレンティーに見た目がよく似ており、丈夫な「サンスベリア・ゼラニカ」、葉がスマートな円筒型で、鮮やかなグリーンが美しい「サンスベリア・スタッキー」などがあります。

どれも100㎝まで大きくなりますが、管理が簡単なため室内で育てやすいのが特徴です。
また、サンスベリアはマイナスイオンを放出する植物として知られており、空気清浄効果を期待できるインテリアとしても人気です。

サンスベリア(トラノオ)の育て方のポイント

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育てやすいと言われるサンスベリアは初心者にもおすすめの植物です。
ここでは上手な育て方のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

サンスベリア(トラノオ)の土

サンスベリアは乾燥に強い分、過湿に弱い性質を持っています。
そのため、水の与え過ぎで土が湿った状態のままだと、根腐れを起こして枯れてしまうので要注意。

根腐れを起こさないためには通気性がよく、排水性に優れた土を選びましょう。
おすすめなのは粒状になった赤玉土や用土を改良する働きのある腐葉土など。

もし、初心者で自信がない場合は多肉植物専用土にこれらの土が含まれているので、利用するのもよいでしょう。
また、自分で土を用意する場合は、赤玉土(小粒)5:腐葉土4:川砂1でサンスベリアに適した配合の土がつくれます。

サンスベリアの生育を健やかに保つ

アロエ・金のなる木・サンセベリア専用培養土 5L

アロエ・金のなる木・サンセベリア専用培養土 5L

保水性と排水性を兼ね備えたサンスベリア専用培養土。
カルシウム成分を含んだ天然貝化石によって植物の根を丈夫にし、生育をスムーズにサポートします。
さらに、ゼオライト配合で根腐れの心配もありません。

サンスベリア(トラノオ)の日当たり・育成場所

耐陰性があるので日陰でも生育しますが、サンスベリアは日当たりのよい場所を好みます。
室内で育てる場合は日当たり良好な場所に置き、夏は屋外に出すようにしましょう。

ただし、強烈な日差しは葉が黒く焼けてしまうことがあります。
屋外に出すのは午前中のみで、窓辺に置いてカーテンなどで半日陰になるよう調整するのがポイント。寒くなる時期も室内に取り入れて、窓辺で育てます。

日照不足になると葉色が悪くなってしまうので注意しましょう。

サンスベリア(トラノオ)の水やり

土の表面が乾いたら水を与えます。
特に5月~6月の生育期はしっかりと水やりを。
鉢底から水が流れ出るまでジョウロなどで土全体に注ぎ、受け皿に溜まった水は捨ててくださいね。

冬の寒い時期は休眠するため、根腐れを防ぐために秋から水やりの頻度を徐々に少なくして、11月~2月までは水やりを控えます。
時々、霧吹きなどで葉水を行うとよいでしょう。

サンスベリア(トラノオ)の肥料

肥料はサンスベリアの成長期である春~秋、2か月に1回行います。
冬は休眠期なので与えないようにしましょう。
肥料はいろいろ種類がありますが、理想的なのは錠剤肥料を置肥することです。

そのほか、1週間に1回程度、葉色を鮮やかにする肥料を与えます。

サンスベリア(トラノオ)の植え替え

観葉植物の中でも成長が早いサンスベリアは根元から新しく芽が出てきて、葉数が増えるのですぐに鉢がいっぱいになります。その状態のままだと根詰まりを起こしやすくなるので、2年に1回のペースで植え替えを行いましょう。

季節は4~6月、または9月がベスト。ひとまわり大きな鉢と土を用意して、根元の古い土を落してから植え替えます。この時、水はけをよくするために鉢の底に軽石などを敷くとよいでしょう。

新しい鉢にまっすぐにサンスベリアの根を入れ、周りに隙間なく土を足したら、植え替え完了。後はしっかりと根付くようにまんべんなく水やりします。

サンスベリア(トラノオ)の増やし方

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サンスベリアを育てるのに慣れてきて、さらに増やしたい。
または傷んだサンスベリアを復活させたい…と思う方もいるのではないでしょうか。

サンスベリアは株分けのほか、挿し木(株分け)や葉挿しで殖やすことができます。
挿し木(株分け)は根を分けて別の鉢に植える方法。
葉挿しの場合はカットした葉を土に挿すだけです。

どちらもやり方は簡単ですが、株をあまり大きくしたくない場合は、そのままのサイズを保てる挿し木(株分け)がおすすめ。
また、葉挿しの方法を知っておくと、サンスベリアの元気がない時に負担をかけずに増やせます。

サンスベリア(トラノオ)の挿し木

サンスベリアの挿し木(株分け)の方法を紹介します。

1.土が乾燥した状態で、サンスベリアを鉢から取り出す
2.子株と呼ばれる小さな細い根を生やしている部分をハサミで切り分ける
3.半日ほどおいて、子株の切り口を乾燥させる
4.新しい鉢に軽石と土を半分ほど入れ、切り分けたサンスベリアをまっすぐ植える
5.新しい根と葉が生えてきたら植え替えする

サンスベリア(トラノオ)の葉挿し

葉挿しはサンスベリアの成長期にあたる5~8月に行うのがポイントです。

1.大きく成長したサンスベリアの葉を5~10㎝の長さに数本切り取る
2.切り取った葉は1~2週間程乾燥させて、水はけのよい土に5㎝ほど埋める
3.切る前に下だった方を土に埋めるので、葉の上下を間違わないよう注意
4.日当たりと風通しがよい場所に置いて、切り分けた葉から新しい芽が出たら水やりをする

葉挿しは肥料や水やりはあまり必要ありません。とてもデリケートな状態なので、肥料あげすぎに注意です。

ハイドロカルチャーでの育て方

水耕栽培の観葉植物

水耕栽培の観葉植物

ハイドロカルチャーは人工培土を使う水耕栽培の一種です。
土や肥料を使わないので汚れづらく、虫も付きにくいため清潔で室内で植物を育てるのに適しています。

ハイドロカルチャーとは?

ハイドロカルチャーはハイドロボールと呼ばれる、高温で粘土を焼いて発泡させた粒を使用します。
ひとつひとつの粒には細かい穴が無数にあり、その中に空気を取り込んで植物に酸素を供給する仕組みです。

ハイドカルチャーは土なしですが、ハイドロボールの使い方は基本的に土と一緒で、鉢に植物と一緒に植えます。
見た目がきれいなので、鉢の替りにガラス容器を使うことも多いようです。

ハイドロカルチャーのメリット・デメリットを理解して使用しましょう。

メリット
・水を溜め込む性質があり、水やりの頻度が少なく済む
・ハイドロボールは無菌なので虫が付かず、常に清家に保てる
・無臭なので室内でも匂いが気にならない

デメリット
・ハイドロカルチャー栽培は植物の育成を穏やかにするため、大きく育つことがない
・根が排出する老廃物が容器内に溜まりやすく、根腐れを起こす場合がある

ハイドロカルチャーへの植え替え手順

ハイドロカルチャーにサンスベリアを植え替える場合、ハイドロボールを鉢の半分ほど入れます。
次にサンスベリアの根に付いている土をぬるま湯などで落し、手早くタオルで抜き取りましょう。

根を傷つけないように鉢に入れ、上からハイドロボールを被せます。
鉢の1/5程に水を入れれば完了です。
根腐れが心配ならば、根腐れ防止剤を鉢底に入れておくのもよいでしょう。

お部屋のインテリアにもなる星形ハイドロカルチャー

セラキュート スター LBR 6mm

セラキュート スター LBR 6mm

水耕栽培に最適なハイドロカルチャーです。
天延の粘土を原料としているので、清潔で室内に安心して使えます。
また、星形の可愛らしいデザインは鉢植えのマルチングにおすすめ。

植え替え後の注意点、水やり、肥料

ハイドロカルチャーは日光によって水温が上昇すると根が傷みやすくなるので、夏は半日陰に置いて育成することが大事です。

水やりは根腐れを防ぐため、鉢の中が完全に乾いてから行うようにしましょう。
鉢底に水が無くなり、2~3日経ってから与えるのがポイント。
また、時々は霧吹きで葉に水をスプレーして、葉水を行います。

また、肥料は根からすばやく吸収できる液体肥料や活力液を植えてから2~3週間後に与えます。

手を汚さず清潔に使える液体肥料

ハイポネックス キュート ハイドロ・水栽培用 150mL

ハイポネックス キュート ハイドロ・水栽培用 150mL

株元へ差し込むだけの水栽培用液体肥料。
そのまますぐに使えるので、手が汚れず余計な手間も省けます。
軽量目盛り付きなので、残量がひと目でわかるのもうれしいポイント。
葉や花を鮮やかに色づかせます。

サンスベリア(トラノオ)の病気・害虫

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サンスベリアは丈夫な植物ですが、病気や害虫と無縁とは言い切れません。
サンスベリアがなりやすい病気や害虫を紹介するので、対処法を知っておきましょう。

サンスベリア(トラノオ)の病気

サンスベリアが最も注意しなければならない病気が立枯病です。
湿気の多い時期に増殖したカビが原因で、少しずつ弱っていき、冬になると枯れて葉が倒れてしまいます。

カビは多湿状態を好み、-5~30度前後で増殖しやすくなるので、夏の管理に気を付けましょう。
もし、立枯病にかかってしまったら、枯れた部分を切り取り、風通しのよい場所に置くようにします。

サンスベリア(トラノオ)の害虫

カイガラムシやアブラムシなどがサンスベリアに付きやすい虫です。
どちらも1年中発生していますが、特に暖かくなる春先から夏にかけては増殖しやすくなります。
また、暑さが落ち着いた秋ごろも大量発生しやすい傾向があるようです。

肥料や水の与え過ぎは発生の原因になるので、葉水などで適した容量を守るようにしましょう。
大量発生した場合は専用の薬剤をつかって駆除することになります。

サンスベリアを育てて室内インテリアを楽しもう

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サンスベリアはお手入れの難易度が高くないので、コツさえわかれば、誰でも気軽に栽培できます。
また、殖やし方も簡単なので、自分で挿し木や葉挿しして、プレゼントするのもよいですね。
ぜひ、サンスベリアをお部屋で育てて、ガーデニングを楽しみましょう

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