2019年11月19日 更新

観葉植物ドラセナ(幸福の木)の育て方や挿し木などの増やし方をご紹介

人気の観葉植物ドラセナ。「幸福の木」とも呼ばれるマッサンゲアナやコンシンネは特に人気です。インテリアとしても大活躍のドラセナの育て方をご紹介。育てるための土や葉水、根腐れを起こさないための鉢底など育て方のポイント、挿し木での増やし方も解説します。

観葉植物ドラセナとはどんな植物?

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ドラセナの原産地はギニア、エチオピア、ナイジェリアで、樹高が30cm~2mの常緑高木です。
日本では鉢植えとして売られており、おしゃれなインテリアとしても人気が高い観葉植物です。
特に人気が高いドラセナは「マッサンゲアナ」で別名「幸福の木」。
黄色のストライブ上の斑が美しいだけでなく、縁起が良いイメージも人気の理由です。

ドラセナの花ことばは「幸福」の他に「永遠の愛」があります。
ロマンティックで素敵ですね。

ドラセナの種類と特徴

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コンシンネ
ドラセナ・コンシンネはくねくねと伸びる幹が特徴で、細長い葉が放射状に生える品種です。
また、カラーも赤、黄、白と豊富なため、部屋に合うものを選ぶことができる所も楽しいドラセナ。
大きさも50㎝前後の小さなものから150㎝を超える大きなものまであり、間取りに合わせて選ぶことができます。

マッサンゲアナ
「幸福の木」として有名なのがこのドラセナ・マッサンゲアナです。
「玄関に飾ると幸福がやってくる」とハワイで言い伝えられているのだとか。
ドラセナの中でも最もポピュラーなマッサンゲアナはまるで像の脚のように太くたくましい幹が特徴です。
寒さには弱い傾向にありますが、それさえ注意すれば育てやすいのも人気の理由でしょう。

サンデリアーナ
ドラセナ・サンデリアーナは笹のような大きな葉に走るストライプが特徴です。
サンデリアーナもマッサンゲアナのように幸福を呼ぶとされており、中でも金運アップの植物として親しまれています。
サンデリアーナの茎は好きなように曲げることができるので、形を好きにアレンジすることもできます。
思い思いの個性的なお部屋作りにもぴったりです。

ドラセナの育て方カレンダー

植え替え:5月下旬~9月中旬
ドラセナは根が張りやすい植物ですので、1年に1回、少なくとも2年に1回は植え替えをするようにしましょう。
観葉植物用の用土で充分です。
種まきからの栽培も可能ですが、日本の気候とあわないため管理がむずかしく、初心者向けではありません。

肥料:生育期(5~9月)
2か月に1度、観葉植物用の置き肥をするようにしましょう。9月以降、休眠期の肥料は不要です。

開花:白や赤、紫色
開花までに10年以上歳月がかかるため、なかなか見ることはできません。
しかし花を咲かせてしまうと株自体が弱ってしまうので、花芽が出たなら根元から切る必要があります。

ドラセナの育て方のポイント

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ドラセナの置き場所

ドラセナは日陰に強い観葉植物です。
このため、室内でも育てやすくインテリアにも向いています。
直射日光を当てすぎると「葉やけ」を起こし葉が黄色く変色してしまうこともあります。
このため、レースカーテン越しなど直射日光の当たらない日当たりのよい場所がドラセナの生育に適しています。
ベランダにドラセナを置く場合も日よけの下など直射日光が当たらないような工夫が必要です。

地植えする際も、一日中日光が当たる場所は避け日陰ができる場所を選びましょう。
しかし、日光をよけすぎてしまうと葉がやせてヒョロヒョロになってしまいます。
やせた葉が生えてきた場合は日光が足りていないサインですので、日当たりのよい場所へ移動しましょう。
日差しの強い真夏は明るい日陰に置き、それ以外の季節は明るく日当たりのよい場所を選ぶのがポイントです。

日陰に強いドラセナですが、寒さには弱い傾向にあります。
気温が10℃を下回らないのが理想的です。最低でも5℃を下回らないように注意しましょう。
寒冷地では冬になったら室内に移動したり、地植えをするのは避けたりするようにしましょう。

ドラセナの用土・肥料・追肥

ドラセナの用土は観葉植物用の培養土か、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた水はけのよい土を使用します。
元肥は鉢の底に敷き、追肥をする際は観葉植物用の置き肥を2か月に1回程度与えます。
置き肥は緩効性肥料を選ぶようにしましょう。
液体肥料を与える場合は2週間に1度の頻度で与えます。
休眠期である冬は肥料を与える必要はありません。
生育期である5~9月の間はしっかりと肥料を与えましょう。

色濃く育てる液肥

液体肥料 ハイポネックス ハイグレード 観葉植物 180ml

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栄養素が15種類も配合された、観葉植物専用の液体肥料です。

観葉植物専用の培養土

観葉植物の土 5L 元肥入り

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元肥入りでそのまま使用可能で、水はけのいい培養土です。

ドラセナの植え替え・植え付け・葉水

植え替え・植え付け時期:5月下旬~9月中旬
少なくとも2年に1度は植え替えが必要です。
現在の鉢より一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。
根が成長して鉢からはみ出したり、水が浸透しにくくなったりした時も植え替えのサインです。
鉢からドラセナを抜き取り、古い土を軽く落とし根をほぐしてから鉢に植え替えます。
植え替え直後は水をたっぷり与えるようにしましょう。

葉水とは:霧吹きなどで葉に直接水を吹きかけることです。
ドラセナは室内で育てることも多いため、葉水をすることでホコリを取り除くことができます。
また、乾燥する時期は葉にハダニがつきやすくなります。
このハダニは湿り気を嫌うため、葉水をすることで繁殖を防ぐことができるのです。

ドラセナの水やり

ドラセナの水やりのポイントは、生育期でもある5~9月には、
土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをすることです。
鉢底から水が流れるまで水やりをします。
ただし、ドラセナは根腐れを起こしやすい観葉植物ですので、鉢底には水を溜めてはいけません。
土がさらさらとして中まで乾いてから水やりをするようにしましょう。

朝の最低気温20℃を目安に、水やりの頻度を減らしていきます。
真冬では土の表面をみて、乾いてから2~3日あけて水やりをするので充分です。

昔ながらのトタンジョーロ

松野屋 日本製 トタンのジョーロ

松野屋 日本製 トタンのジョーロ

職人が手作業で作り上げたジョーロで、シンプルな見た目がインテリアを邪魔しません。

ドラセナの剪定のタイミングと方法

たっぷりと葉が繁るのが魅力のドラセナ。
しかし繁らせすぎると日光がいきわたらず先端から枯れてきてしまいます。
こうなったら葉は再び緑色に回復することはないため、剪定する必要があります。

・枯れた葉
根元からハサミを使って切り落とし選定します。
変色したのが先端だけの場合は、枯れた部分と水平に葉をカットします。
この後、先端が三角形になるように形を整えると見た目も良くなります。

・花芽
花芽は見つけ次第、根元から剪定します。
花を咲かせてしまうと栄養を花に持っていかれ、株が弱るばかりか、
蜜で葉がべたついて見栄えも悪くなり、インテリアとしての価値も下がります。

女性でも使いやすい剪定ばさみ

千吉 ラチェット式剪定鋏 SGP−22R

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アルミ製で軽いうえに、丈夫な剪定ばさみです。

ドラセナの夏越し・冬越し

ドラセナは5~9月の夏の温かい季節によく成長します。
このため、夏越しは肥料を与えながら成長を促してあげるようにします。
一方寒さに弱く、冬越しは5~10℃に室温を保つように注意します。
10~4月くらいまでは肥料は不要で、水やりも土が乾いてから2~3日後を目安に与えるようにしましょう。

ドラセナの注意したい病気や害虫

ドラセナはハダニやカイガラムシが付くことがあります。
これらがついてしまうと葉が変色し、見た目が悪くなってしまいます。
霧吹きやシャワーで洗い流すか、噴射式の殺虫剤を使い早急に駆除しましょう。

観葉植物を守る殺虫殺菌スプレー

殺虫剤 GFモストップジンRスプレー 900ml

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害虫退治と病気予防の効果がある万能スプレーです。

ドラセナの増やし方

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ドラセナは挿し木、管挿し、茎伏せ、いずれの方法でも増やすことができます。

挿し木:穂先に葉を数枚残して余分な葉を切り土に挿す
管挿し:ドラセナの茎を6~8㎝にカットし土に挿す
茎伏せ:カットした茎を土に横に寝かせ根を張らせる

挿し木をする際は気温が20℃を超えたあたりが目安です。

風水

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ドラセナは風水的に「陽」の気を生み出すといわれており、明るい空気を作り出す効果があります。
特に「金運」と「幸福」がアップするといわれるので、玄関や居間において運気アップを狙いましょう。

ドラセナでお部屋も気持ちも明るく

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品種が豊富なドラセナ、お部屋のイメージに合わせて飾れば明るい雰囲気の素敵なお部屋に。
手間もかからず簡単に育てることができるのも魅力です。ぜひ挑戦しましょう!

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