2018年11月9日 更新

庭木に人気!キンモクセイ(金木犀)の育て方は?剪定時期・害虫・肥料・病気など、キンモクセイの育て方

キンモクセイ(金木犀)は、ジンチョウゲやクチナシと並ぶ三大香木のひとつ。なかでもキンモクセイは秋を代表する香りの花木で、香りがとてもよいため、街の街路樹や公園の樹木として植えられています。オレンジの花で香りが強いキンモクセイを多くみかけますが、花が白く、マイルドな芳香のギンモクセイもあります。植える場所や好みに合わせて選び、庭や鉢に植えてみてはいかがでしょうか?

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キンモクセイとは?

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中国原産とする常緑性の花木です。オレンジの花はもちろん、光沢のある濃い緑色の葉とのコントラストも美しく、鑑賞価値の高い庭木のひとつです。庭に植えるとゆっくりと高さ5~6mほどに育ちますが、コンパクトに育てたい人は鉢植えがおススメ。玄関先に鉢を置き、ウェルカムツリーにしてみましょう。キンモクセイは花が小さく花色もやわらかいため、和庭にも洋風の庭ともマッチします。地植えの場合、ほかの多年草と組み合わせて植えてもとても素敵ですよ。

キンモクセイの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

開花期:9月下旬~10月中旬
植えつけ期:3月~4月
剪定:3月~4月中旬
※関東地方以西基準

置き場所

キンモクセイは、日当たりの良い場所で育てると花つきが良くなります。大気汚染で葉が汚れると花つきが悪くなるので注意しましょう。

水やり

土が乾かないように管理するのが上手に育てるコツ。土が乾くと生育不良になったり、花つきが悪くなったりします。特に、夏は水切れに注意してくださいね。

栽培のポイント

キンモクセイは、やや湿り気のある肥沃な土を好みます。苗木を植えつける場合は、黒土を主体にした土を選び、完熟堆肥や有機質肥料を混ぜ込んだ湿り気味の土に植えましょう。植えつけ後は日当たりの良い場所で管理するのがポイント。日照不足になると枝が細く弱くなり、葉を落とすこともあるので注意してください。

キンモクセイは、秋が深まる頃に小花を一斉に咲かせます。昼間よりも夜の方が強く香りますよ。剪定は、新しい枝が伸びる早春に行いましょう。キンモクセイは生長が遅いため、剪定で樹高を低く保つことができますよ。また、肥料は、2月下旬~3月に寒肥として有機質肥料を与えるくらいでOK。2~3年に1度、3~4月頃には植え替えを行ってあげてくださいね。

主な病害虫

害虫:カイガラムシ、ミカンハダニ
病気:褐斑病、炭そ病、先葉枯病

キンモクセイ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

庭植えにも鉢植えにも混ぜて使えばOK

花ごころ 果樹花木の土壌改良材

花ごころ 果樹花木の土壌改良材

腐植を多く含み、土を改良するので地植え、鉢植え、どちらの場合も用土に20%程度混ぜて使用します。根張りが良くし、排水性を高めるための木炭が配合されています。

早く効く成分と長く持続する成分をバランスよく配合

プロトリーフ 果樹・花木の肥料

プロトリーフ 果樹・花木の肥料

すぐに溶けだす窒素リン酸カリとゆっくり分解するたんぱく質を配合し、早く長く効果が持続します。花をきれいに咲かせ、葉の色つやを良くします。

そのまま散布すればOK。便利に利用できる

住友化学園芸 ベニカDX

住友化学園芸 ベニカDX

3種の有効成分(2種の殺虫成分と1種の殺菌成分)を配合した殺虫殺菌剤です。そのまま噴射すればOK。予防効果もあります。

甘くやさしい香りが魅力なキンモクセイ

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甘くやさしく香る樹木「キンモクセイ」。キンモクセイの楽しみ方は、いろいろありますよ。おススメは、香りの強い咲き始めの花を摘み取り、塩と混ぜてビンに入れるだけで作れるモイストポプリ。香りが長持ちするので、お部屋に飾りながら香りを存分に楽しめますね。また、キンモクセイの花びらでシロップを作ったり、お茶(珪花茶)にしたりして楽しむこともできますよ。キンモクセイの香りには、疲労回復やリラックス効果があるとか。カフェインが含まれていないので、安心して味わえますね。

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