2018年10月26日 更新

ルッコラの栽培方法は?種まき、収穫時期、間引きなど、プランターで出来るルッコラの育て方をご紹介

イタリア料理に欠かせないルッコラ。チーズやオリーブオイルとの相性が抜群で、ピザやサラダに大活躍する人気野菜です。英名ではロケットと呼ばれています。独特の香りがあるのでハーブとして扱われることも。ビタミンCやE、カルシウムも豊富で胃の調子を整えてくれる効果もあるとか。5~7月気温が上がってくると、淡い黄色がかった4枚の花びらが十字に開き開花します。ほのかにゴマのような香りがする花も食用になります。

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ルッコラとは?

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アブラナ科の一年草で、地中海沿岸地域が原産。古代ローマ時代には食用として栽培されていたとか。日本ではアクセント的に利用されることが多いルッコラですが、欧米ではレタスなどと同様に利用されています。丈夫な性質で発芽しやすいので、タネまきして育てましょう。夏と冬以外はタネまきできるので少しずつずらしながら栽培すると長期間収穫できます。発芽後3週間ぐらいの幼い葉はベビーリーフとして利用できます。プランター栽培もでき、初心者向きの葉物野菜のひとつです。

ルッコラの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

タネまき期:4月~6月(春まき) 9月~10月(秋まき)
植えつけ期:5月~7月(春まき) 9月~10月(秋まき)
収穫期:5月~8月(春まき) 10月~11月(秋まき)
※関東地方以西基準

置き場所

日あたりで風通しの良い場所で管理します。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。

栽培のポイント

特別な土壌は必要ありませんが、苗を植えつける前に苦土石灰や堆肥などの有機質肥料を元肥として混ぜ込み、排水がよくなるよう川砂などを混ぜておくのがおススメです。プランターなどで栽培する場合は、鉢底に軽石などを敷き、市販のハーブ専用土を利用するのが手軽です。春先、園芸店に出回る苗を購入して育てることも可能ですが、ルッコラのタネは発芽率もよく、初心者でも失敗が少ないのでタネから育てるのもおススメです。

タネは育てる場所に直まきします。重ならないよう注意してまき、少しだけ土をかぶせましょう。発芽するまで乾燥しないように管理します。発芽後は込み入ったところを間引きながら育て、5㎝ほどまで育ったら野菜用の液体肥料を1週間に1度を目安に与えると、より元気に育ちます。10㎝ほどまで育ったら収穫できるので、外葉から必要な分だけ少しずつ収穫しましょう。収穫しても新しい葉が旺盛に育ち、長期間楽しめます。生長するにつれ、花芽が出て花茎が伸びてきますが、茎葉を収穫する場合は固くなってしまうので花茎ごとカットして。2週間ほどずらしながらタネまきを行い、外葉から少しずつ切り取って利用すると長く収穫が楽しめます。

主な病害虫

害虫:アブラムシ、アオムシ
病気:うどんこ病、灰色カビ病

ルッコラ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

排水性を良くしたハーブのための専土

プロトリーフ ハーブの土

プロトリーフ ハーブの土

食用ハーブにも安心して使用できる有機質の培養土です。排水性がよくいろいろなハーブに使用できます。

香りを豊かにする肥料

花ごころ ハーブ・香草の肥料

花ごころ ハーブ・香草の肥料

有機質をベースにした粒状の肥料です。じんわりと長く効くので、濃い香りにする効果がありますよ。元肥として土に混ぜ込んだり、追肥として株元まわりにまいたり、使い勝手のよい肥料です。

アブラムシ、ハダニ撃退に!

住友化学園芸 アーリーセーフ

住友化学園芸 アーリーセーフ

ヤシ油の粘着のある成分がアブラムシやハダニなどの害虫を包み込み、窒息させて駆除します。害虫を見つけたらすぐに散布すると効果的。ヤシ油を原料に作られた乳剤タイプの殺虫殺菌剤で、有機栽培にも安心して使えますよ。

抗菌・抗酸化作用がある健康野菜のルッコラ

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イタリアではルッコラ、イギリス、フランスではロケット、アメリカではアルグラと呼ばれ親しまれています。葉が生長すると辛みが強くなるのでサラダなどに利用する場合は早めに収穫を。大きくなって辛みが強くなってしまったものは加熱して炒め物やおひたしに。ルッコラにはケールを上回るほどのβカロテンが含まれ、ビタミン類やカルシウム、鉄分をはじめとするミネラル類も豊富に含まれています。辛み成分のアリルイソチオシアネートには抗酸化作用や殺菌抗菌作用があり、ヨーロッパでは古くから天然の消化剤として利用されてきた歴史もあるほど。身近で育ててその健康成分を取り入れましょう。

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