2018年11月23日 更新

ハーブの中でも種類豊富な植物のタイム!タイムの育て方とレシピを覚えて料理に使ってみよう!

ハーブの代表格『タイム』は、その数350種類ともいわれています。コモンタイムやレモンタイムなど料理に使われているものから、入浴剤やアロマオイルなど健康や美容に活用することができるタイムまでさまざまです。今回は見た目も可愛い、タイムを使ったレシピを紹介します。

古代より親しまれてきたタイム

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タイム(Tyumus)の由来は、古代ギリシャ語の「thuo」消毒という意味から来ているといわれています。
古代ローマから肉や魚の保存剤として、また、古代エジプトではミイラを作成する際の防腐剤、古代ギリシャではお香に、などと様々な場面で生活に欠かせないハーブとして使われていました。

タイムの語源の由来にはもう1つ、ギリシャ語の「thums」勇気から来ているという説もあります。タイムの香りには勇気を鼓舞するパワーがあるとされ、勇気を象徴するイメージとして古くから親しまれてきました。

タイムってどんな植物?

万能の調理用ハーブ

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料理に使われるタイムといえば、画像のように、束になっているブーケガルニのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
ハーブの中でも、殺菌効果や匂い消しの効果が高く、フレッシュな香りの強いタイムは重宝されてきました。臭み消しや風味づけ、ドレッシングやソースとして使われており、加熱しても香りが飛びにくいため、煮込み料理やオーブン料理に適しています。

風邪の感染予防や疲労回復効果も!

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タイムの「チモール」という成分には、特に優れた殺菌作用や抗菌作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症予防に効果があります。
また、タイムの香りは気管支炎やぜんそくなどの呼吸器系に作用があるといわれています。
そしてタイムの「カルバクロール」という成分には、気分を高める効果があり、ハーブティーにすると清浄効果で心身ともにスッキリでき、リラックス効果が期待されています。

代表的なタイムの種類

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コモンタイム

タイムといえば「コモンタイム」が主流です。コモンタイムの特徴は「チモール」という成分のツンとした香りで、肉魚料理の香辛料としてもよく使われています。

レモンタイム

名前の通り、レモンのような爽やかな香りが特徴です。シトラスタイムとも呼ばれています。レモン風味にしたい時や、レモンの香りを味わいたい時に使用します。濃いピンク色の花を咲かせることが特徴です。

クリーピングタイム

グランドカバーに適したタイムで、地面を這うようにどんどん広がって育ちます。庭に植えておけば、触れるたびに爽やかな香りが広がるでしょう。クリーピングタイムはハーブティーに適しています。

フレンチタイム

タイムの中でも特段香りが良いとされているフレンチタイム。コモンタイムと似ていますが、フレンチタイムはコモンタイムの選抜種となっています。

手軽に育てられるタイム

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「春まき」と「秋まき」

タイムは、4~5月の「春まき」と9~10月「秋まき」があり、収穫は1年中可能です。日当たりの良い場所を選び育てましょう。タイムは越冬もできるほど寒さや乾燥には強い植物ですが、弱点は高温多湿です。肥料は特に与えなくても生長しますが、元気がなくなっているようだったら日の当たる場所へ移すと良いでしょう。

直立性とほふく性

種類が多いタイムには、直立性とほふく性があります。
グランドカバーに適して改良された、ほふく性「レイタータイム」は草丈は3cm程でこんもりと育ち、踏まれても強く寒い時期にも強いので、雑草対策に好まれています。
料理に使う直立性タイムは、草丈が20cm程になってから収穫できます。保存用にする場合は、花が咲く前に刈り取って乾燥させてから、密閉容器へ。

料理に適したタイムをベランダ栽培で育てよう

小さくて可愛らしい花を沢山つけるタイムは、香りも良く、見た目も可愛いですよね。コモンタイムやレモンタイプはベランダガーデンに適しています。
前述したように高温多湿が苦手なタイムは、日当たりがよく水はけのよい場所を選んで栽培しましょう。

タイムの育て方を詳しく知りたい人はこちら!

タイムをつかったおすすめレシピ

ハーブチキンのガーリックソテー

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

【材料】
・鶏もも肉or鶏むね肉 2枚
・にんにく 一片
・生のタイム 5~10本を束にしたブーケガルニ
・オリーブオイル 適量
・塩・コショウ 適量

付け合せ
・ベビーリーフ
・ミニトマト 
・ラディッシュなど

【作り方】
1.鶏もも肉の厚さを観音開きで均一にして、塩コショウを擦り込んでおく
2.ニンニクを薄くスライスしておく
3.フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクとタイムを入れて香りを出す
4.色が変わってカリカリになったら、一旦取り出す
5.鶏肉を皮目から入れて、中火で両面焦げ目がつくまで焼く
6.蓋をして、弱火で火を通す
7.火が通ったら、鶏肉をひっくり返しながら、スプーンでオイルをかけながらこんがり焼く
8.まな板の上で、粗熱を取ってから一気に切って盛り付ける

イワシのオーブン焼き

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

材料
・イワシ 適量
・玉ねぎ 1/4
・しめじ 1房
・トマト 1/2
・にんにく 1片
・生のタイム 適量
・オリーブオイル 大さじ1
・白ワインなければ料理酒 大さじ1
・塩コショウ 適量

作り方
1.イワシの下処理をする
2.玉ねぎは薄切りにする
3.トマトは1cmサイコロ状に切る
4.しめじは石突を切り落としてから、子房に分ける
5.ニンニクはみじん切り
6.タイムは洗って水気を切り、葉をしごきとる
7.オーブンを200℃に予熱する
8.耐熱容器にイワシを並べ、隙間にトマト・しめじ・玉ねぎを並べる
9.上から、白ワインとオリーブオイルをかけ、
塩コショウ・にんにく・タイムを万遍なく散らす
10.オーブンで25分、焼き目がついたら取り出して完成
11.お好みでレモンを振ってもOK

万能タイムでハーブ生活を楽しんでみませんか

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いかがでしたか?
ハーブの中でもよく耳にするタイムには、色々な効果や楽しみ方があります。手軽に栽培をすることができるので、初めてガーデニングに挑戦する方にもお勧めですよ。

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