2020年1月11日 更新

オレガノ(ハーブ)の育て方とは?剪定の方法やふやし方など、オレガノを栽培する方法を詳しくご紹介!

オレガノは料理にも使われている有名なハーブです。香りが良いことで知られていますが、ケントビューティーなど種によって花を楽しむ品種もあります。オレガノの栽培のコツは乾燥気味に育てること。ここでは肥料や土など育て方をご紹介します。収穫を楽しみに挑戦してみましょう。

オレガノとは?

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オレガノの基本情報をご紹介します。

オレガノの特徴

オレガノはヨーロッパ原産のハーブで、イタリア料理に欠かせないハーブです。
シソ科でオリガヌム類、マヨナラ類、アマラクス類などの種類があり、単に「オレガノ」という場合はオリガヌム類をさします。

オレガノの種類

一般的に「オレガノ」と呼ばれているのがオリガヌム類のワイルドマジョラムです。
胡椒に似た風味は肉やトマト、チーズとの相性が良く、イタリア料理に広く利用されています。
マヨナラ類で有名なのはスイートマジョラムとポットマジョラムです。
これらはオレガノの近縁種で、オレガノの代わりに用いられます。
オレガノと同様、肉料理との相性はばっちりです。
ケントビューティーは花や苞葉が美しいオレガノの近縁種です。
こちらはアマラスク類に属します。料理には使用されず、鑑賞用に栽培されるオレガノです。

オレガノの詳細情報

オレガノの一部には観賞用の品種もありますが、園芸分類はハーブの品種が大半を占めています。
ヨーロッパが原産地のオレガノは、耐寒性・耐暑性共に優れた多年草です。
草丈は50~80㎝ほどにもなり、開花時期は6月~8月で、花色がピンク~ムラサキの花を房状に咲かせます。

オレガノの栽培カレンダー

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種まき:4月~5月中旬、9月中旬~10月中旬
植え付け・植え替え:4月~5月、9月中旬~10月中旬
肥料:4月~5月、9月中旬~10月中旬
開花:6月~8月
収穫:葉は4月~10月、花は6月~8月

オレガノの育て方

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栽培環境(日当たり・置き場所)

耐寒性にも優れていますが、暖かく乾燥気味の場所に鉢を置くことでオレガノ特有の香りが強くなります。
日当たりのよい場所を好み、日が当たる方が花も盛んに咲かせてくれます。
ただし、高温多湿には弱い植物です。夏は特に、風通しに注意を払いましょう。

用土

オレガノは水はけのよい土を好みます。
赤玉土小粒:腐葉土:川砂=5:4:1にブレンドした用土がおすすめです。
ハーブ用の土を使うのも良いでしょう。

ハーブ用の有機培養土

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どんなハーブにも合うアルカリ性の培養土で、初心者でも簡単に使用できます。

肥料

オレガノは肥料をあまり必要としないハーブです。
地植えでも鉢植えでも、元肥として株元に緩効性肥料を施す程度でOKです。
花の収穫後である9月頃に追肥をすると葉の収穫量を増やすことができます。
ただし、肥料をやりすぎると香りが薄れるほか、葉が繁りすぎて風通しが悪くなるため注意しましょう。

種まき・植えつけ

耐寒性にも優れるオレガノですが、幼苗はやや寒さに弱いため、種まきの際は15~20℃前後の気温を保つようにしましょう。
オレガノの種子は光を好む好光性種子なので覆土はせずに発芽を待ちます。
植え付けは4~5月の春ごろに行います。

水やり

庭植えの場合は、水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたタイミングで水をあげましょう。
鉢皿に水がたまらないように注意してください。
オレガノは乾燥を好むため、水はけに注意しましょう。

剪定・切り戻し

オレガノは横方向に葉を広げる性質があります。
広がりすぎないように、収穫を兼ねて切り戻しを行います。
株元の葉が密集してしまうと風通しも悪くなってしまいます。
こまめに様子を見て剪定を行いましょう。

病害虫

オレガノは病気・害虫共に突きにくい植物です。
アブラムシが付くことがありますので、その際は害虫がついている茎ごと切り取って除去しましょう。

植え替え

鉢植えの場合、1~2年に1度植え替えが必要です。
4月~5月か9月中旬~10月中旬の期間に行いましょう。

収穫

オレガノは開花直前に最も香りが強くなります。
地上部から高さ1/3ほどを切り落とし収穫をしましょう。
収穫後は乾燥させることで長持ちするのでおすすめです。

収穫したオレガノを束ねたなら逆さにしてつるし、完全に乾燥した後、葉のみを密閉容器に入れ保存します。
乾燥させたほうがレガノは香りが強くなります。
このため、乾燥オレガノは料理用ハーブにより適しているのです。

オレガノの花を収穫する際は、開花した後茎ごと切り取ります。
花はドライフラワーやポプリとしても利用できます。
乾燥しても花のムラサキ色は残りますので、可愛らしく香りも良いためインテリアなど観賞用にもぴったりです。

ただ、花が咲くと香りが薄まってしまいます。
オレガノの葉をたくさん収穫したい場合は花芽のうちに摘み取ってしまいましょう。

オレガノの増やし方

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種からも育てることができますが、香りや味にばらつきが出やすいため初心者は特に苗から株分けやさし芽で増やす方法がおすすめです。

株分け

株分けは開花前か咲き終わった後に行います。
地上部を掘り、古い根や込み合っている根は除き、新しく元気な根を残し株とします。
この株を植え付けと同じように処理し株を増やします。適期は3~4月です。

さし芽

さし芽は春か秋の時期の、若く柔らかい茎を選ぶことがポイントです。
茎の先端を10㎝ほど切り取り、水はけのよい土に挿しましょう。
発根しやすいさし芽はとくにおすすめです。

オレガノで料理が本格的に!手作りでよりおいしく楽しく

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オレガノは肉やチーズ、トマトとの相性が抜群です。
オレガノがあるだけで、一気に料理の味が本格的になります。
チキンと一緒に調理した定番のハーブチキンはもちろん、
チーズトーストにオレガノをぱらりと散らすだけでいつもと一味違う朝食に。
ポテトサラダにちょい足ししてもOKです。
いつものメニューに加えるだけでも、まるで新メニューのような新鮮なおいしさを味わうことができます。

乾燥させて保存すれば、一年中オレガノ料理を楽しむことができます。
上手に育てて、お料理に使ってくださいね。

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