エンドウとは?
エンドウは大きく分けて、若いサヤを食べる「サヤエンドウ」、サヤとマメを丸ごと食べる「スナップエンドウ」、サヤの中のマメを食べる「実エンドウ(グリーンピース)」があります。最近、安価で栄養満点!と話題になっている「豆苗」もエンドウの若芽です。サヤエンドウは赤花つるあり種の「豊成」や「絹小町」、スナップエンドウは白花つるあり種の「スナック」、実エンドウはマメが大きな「ウスイ」が育てやすく、初心者におススメ。エンドウは、同じ品種をたくさん植えるよりも、少しずつ種類を変えて育てた方が栽培を楽しめますよ。
エンドウの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
収穫期:4月中旬~6月上旬
タネまき期:10月中旬~11月上旬
植えつけ期:11月中旬~11月下旬
タネまき期:10月中旬~11月上旬
植えつけ期:11月中旬~11月下旬
置き場所
エンドウは日当たりのよい所を好みます。風通しのよい場所で育てましょう。
水やり
基本的には乾き気味に管理します。タネをまいて発芽するまでの期間と、乾燥が激しい時だけ、水をたっぷり与えましょう。
栽培のポイント
エンドウを上手に栽培するコツは2つ。
一つ目は、エンドウが好む土壌に整えること。連作を嫌うため、新しい場所か3~4年はエンドウを育てていない場所を選び、さらに土壌のpHを確認してください。土壌が酸性だと生育不良を起こします。タネまき・植えつけを2週間前までに土に石灰を施して耕し、土の酸度を中和しておきましょう。
2つ目は、タネまきの時期をしっかり守り、冬を越す前に大株に育てないこと。草丈が10㎝ほどで越冬するようにタネまきの時期を選びましょう。タネを早くまき過ぎて、大きな株の状態で冬越させると、寒さで傷んでしまいますよ。
エンドウは、秋にタネをまいて育てるのが一般的(ポットにタネをまいて苗を育ててから植えつける方法もあります)。深さ3㎝の穴をあけ、そこに3~4粒のタネをまき、土を2㎝ほどかけて水を与えます。6~10日ほどすると発芽しますよ。本葉が3枚になったら、混みあっている葉や生育の悪い苗を間引いて2本立ちにします。
秋まきの場合、タネまき1ヵ月後と開花前に、少量の追肥を与えましょう(春まき・夏まきの場合は開花後と収穫期に施します)。その後は1ヵ月ごとに肥料を行います。
エンドウの花が咲くのは、4月~5月。花は品種によって白花と紅花があり、花びら(花弁)は藤のような形をしていてかわいいですよ。ツルが伸びる「つるあり」種とツルが伸びない「つるなし」種があり、「つるあり」種はツルが15~20㎝の頃に1.5~2mの支柱を立てて誘引しましょう。ツルが伸び始めると、虫や鳥の食害を受けることもありますが、ネットで覆うと被害を防げますよ。サヤエンドウは開花後10~15日経った頃、実エンドウは開花後28日~35日頃が収穫の適期。収穫のタイミングを見逃さないようにするのがポイントです。
一つ目は、エンドウが好む土壌に整えること。連作を嫌うため、新しい場所か3~4年はエンドウを育てていない場所を選び、さらに土壌のpHを確認してください。土壌が酸性だと生育不良を起こします。タネまき・植えつけを2週間前までに土に石灰を施して耕し、土の酸度を中和しておきましょう。
2つ目は、タネまきの時期をしっかり守り、冬を越す前に大株に育てないこと。草丈が10㎝ほどで越冬するようにタネまきの時期を選びましょう。タネを早くまき過ぎて、大きな株の状態で冬越させると、寒さで傷んでしまいますよ。
エンドウは、秋にタネをまいて育てるのが一般的(ポットにタネをまいて苗を育ててから植えつける方法もあります)。深さ3㎝の穴をあけ、そこに3~4粒のタネをまき、土を2㎝ほどかけて水を与えます。6~10日ほどすると発芽しますよ。本葉が3枚になったら、混みあっている葉や生育の悪い苗を間引いて2本立ちにします。
秋まきの場合、タネまき1ヵ月後と開花前に、少量の追肥を与えましょう(春まき・夏まきの場合は開花後と収穫期に施します)。その後は1ヵ月ごとに肥料を行います。
エンドウの花が咲くのは、4月~5月。花は品種によって白花と紅花があり、花びら(花弁)は藤のような形をしていてかわいいですよ。ツルが伸びる「つるあり」種とツルが伸びない「つるなし」種があり、「つるあり」種はツルが15~20㎝の頃に1.5~2mの支柱を立てて誘引しましょう。ツルが伸び始めると、虫や鳥の食害を受けることもありますが、ネットで覆うと被害を防げますよ。サヤエンドウは開花後10~15日経った頃、実エンドウは開花後28日~35日頃が収穫の適期。収穫のタイミングを見逃さないようにするのがポイントです。
主な病害虫
害虫:アブラムシ、ハモグリバエ
病気:立枯病、うどんこ病
病気:立枯病、うどんこ病
エンドウ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは
原料にこだわったプレミアムな土
天然有機成分のみを使用したこだわりの培養土です。土には元肥が配合されているので、そのまま植えつけることができますよ。
ばらまくだけでOK。元肥にも追肥にも使える
ばらまくだけで、元肥や追肥に使用できます。腐植酸配合で土活力を与え、保水性や通気性も高めてくれます。
化学殺虫成分不使用!食品成分で作られた殺虫殺菌剤
イヤな臭いもなく、さまざまな野菜やハーブ、果樹に使えます。有機JAS規格(オーガニック栽培)で使える食品成分の殺虫殺菌剤。アブラムシ類、ハダニ類、うどんこ病を包み込んで退治するほか、薬に抵抗性のある病害虫にも効果的です。
エンドウをおいしく食べるには収穫のタイミングが大切
エンドウをおいしく食べるには、品種によって、適期に収穫することが大切です。サヤエンドウは実がふくらんできた時、スナップエンドウは実が充実してサヤが緑色をしている時、実エンドウはサヤの表側にシワがよってきた頃がベスト。収穫の際の目安にしてくださいね。
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