2020年8月24日 更新

ラディッシュの育て方は?プランター栽培なら初心者も安心◎土作りや収穫のポイントも

種まきからわずか1ヶ月程度で収穫できるラディッシュ。二十日大根とも呼ばれ、家庭菜園にはおすすめの野菜です。プランター栽培も可能で、病害虫にも強く初心者でも安心!気になる土作りや収穫時期、間引きの方法などを詳しく解説。育て方のポイントを見ていきましょう。

ラディッシュの基本情報

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アブラナ科ダイコン属(ラファヌス属)に属するラディッシュは、別名「二十日大根」とも呼ばれる地中海沿岸が原産の野菜です。
そもそもラディッシュとは英語で大根のこと。
日本では二十日大根に限らず、小さい品種の大根をラディッシュと呼んでいます。
品種としては「赤丸ラディッシュ」「白長ラディッシュ」「カラフルファイブ」などが挙げられます。

栽培・育て方における特徴

二十日大根と呼ばれるように、種まきからおよそ20日で収穫可能で、栽培期間が短いと言う特徴があります。
病害虫にも強い一年草で、初心者でもとても育てやすい野菜と言えるでしょう。
真夏と真冬をのぞけば1年間を通して種まきすることができ、ほぼ一年中収穫することができます。

また、株が小さいラディッシュは小さなスペースでも栽培できるため、プランターでの栽培もおすすめです。

ラディッシュの育て方

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ラディッシュの栽培スケジュール

種まき:3月中旬~5月(春まき)、9~10月(秋まき)
収穫:4月中旬~6月(春まき)、10~12月上旬(秋まき)
※関東地方以西基準

種まきから収穫まで20〜30日のラディッシュ。真夏と真冬をのぞき、一年中種まきを行えます。

ラディッシュの栽培に適した環境

ラディッシュを育てる際の場所選びでは、以下のポイントをおさえましょう。
・風通しが良く日当たりの良い場所
・生育適温は15〜20度
・排水の良い土壌

●ベランダ(プランター)栽培の場合
ベランダ栽培の場合、日当たりと同様に気をつけたいのが室外機の位置です。
風通しが良い環境を好むラディッシュですが、室外機からの強風、特に熱風が当たらないように置き場所は気をつけましょう。

ラディッシュの栽培のポイント

ラディッシュの上手な育て方のポイントをまとめました。
・連作は避けて育てる
・収穫適期を逃さない
・害虫はしっかり予防する
・乾燥に気をつけた適度な水やり

ラディッシュは連作を嫌う野菜です。1〜2年ほど間隔をあけて栽培しましょう。
そしてとても重要なのが収穫の時期。
収穫の時期を逃すとスが入ったり(実の中に穴や隙間があいてスポンジ状になってしまうこと)割れたりしてしまうのです。

ラディッシュの栽培の準備

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ラディッシュの栽培で用意するものを紹介します。
・ラディッシュの種:園芸店やホームセンターで購入できます。
・野菜用の培養土:初心者の方には、野菜を育てるための元肥を含んだ培養土の利用がおすすめです。
・化成肥料:追肥として使用します。液体肥料を利用する場合もあります。
・移植ごて(小型の園芸用シャベル)
・じょうろ
・園芸用ハサミ

プランター栽培の場合

・プランター:深さ15cm以上の長方形のものが目安になりますが、小型・浅型のものでOKです。
・鉢底石:排水性を高めるためにプランターの底に敷くものです。

プランターの選び方

プランターを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・浅型、小型のプランターの使用が可能(植木鉢でも育てられます)
・大きさ20〜40cm以上のもの

小型のプランターでも20個以上の収穫が可能なラディッシュ。
株が大きくならないため、浅型でも育てることができます。
育てる量を増やしたい場合は、合わせてプランターのサイズも大きくしていきましょう。

水はけアップのスノコ付き

フレグラー プランター 長方形 [50型]

フレグラー プランター 長方形 [50型]

プラスチック製には見えない、マットな質感のフレグラープランター。
水はけを向上させるスノコ付きで、新たに網などを買う手間も省けます。3〜6株程度を植えるのにおすすめです。

ラディッシュの土作り

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栽培時期が短いラディッシュは、早めに土作りを行うのが重要です。
そうすることで土壌を安定させることができ、発芽後すぐに肥料を吸収しやすくなります。
肥料は窒素、リン酸、カリがバランスよくなるようにしますが、配合肥料の利用もおすすめです。

また、形よいラディッシュを作るためによく耕しておきましょう。
土が固まっていたり塊になっていたりすると、ラディッシュの形が歪んでしまいます。

土作りの手順(畑で栽培する場合)

種まき3週間前:堆肥を入れて耕します。
種まき2週間前:石灰を入れ耕します。pHの目安は5.5〜6.5です。
種まき1週間前:元肥を入れ、畝作りをします。畝は幅を30〜45cm、高さを10cm程度にしましょう。

プランター栽培の場合

ここでは専用の培養土を利用するとし、まずプランターの水はけが良くなるように、底に鉢底石や赤玉土を敷きます。底が見えなくなる程度に敷きましょう。
その後、用土を入れていきます。量の目安はプランターの8分目程度です。
用土を入れたら押し込まずに、土を落ち着かせるようなイメージでプランターの側面を叩きます。

野菜を大きく美味しく育てる!野菜にぴったりの培養土

用土 ハイポネックス 野菜の培養土 14L

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天然素材を基本として作られた、野菜におすすめの培養土。
pH調整済み、排水性や通気性も良く、保肥性の高さも魅力です。

ラディッシュの種まき

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畑栽培の場合

ラディッシュは種を直播きします。条播き(すじまき)がおすすめです。
種の間隔は2cm程度、条間は20cmほどとりましょう。
種をまいたら覆土し、平らになるように少し鎮圧させて水やりをしっかり行います。

プランター栽培の場合

プランターでも条播きを行います。用土に深さ1cmほどの溝を作り種をまきます。
間隔は1cm程度です。それから種を間にして土を指でつまみ、両側から軽く覆土します。
こちらも平らになるように仕上げます。
そしてたっぷりと水やりを行います。プランターの底からあふれるくらいが目安です。
その後、日当たりの良い場所で育てていきましょう。

畑、プランターとどちらの場合も、発芽するまでは特に土の乾燥には注意が必要です。土の表面が乾いたら水やりを行いましょう。

害虫対策:防虫ネットの使用

野菜の栽培において害虫との戦いはつきもの。
事前の対策として、防虫ネットの使用はおすすめです。
畑栽培の場合はトンネル栽培と呼ばれる方法を用い、畝を覆うようにネットをかけます。
専用のものを探さずとも、寒冷紗を使って自作することも可能です。

粗めに織られた布である寒冷紗。U字の支柱をプランターに差し込み、その上に寒冷紗をかけます。
布が飛んでしまわないように洗濯バサミで固定したり、プランターの下に挟んだりすれば完成です。
寒冷紗はその上から水やりも可能で、とても便利ですよ。

ラディッシュの手入れ

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間引き

生育期間が短いラディッシュは、株が余計に増えてしまうと形が悪くなる原因になるため間引きがとても重要です。間引きのタイミングは2回ほどあります。

・1回目:双葉が開いた時
混み合っている部分、育ちが良くないもの、病害虫の被害が出ている部分を中心に行いましょう。
葉の間隔が3〜4cm程度になるように行います。

・2回目:本葉が2〜3枚になった時
4〜5cm間隔になるように間引いていきます。
2回目は少し株が大きなっていますが、株元を押さえながら間引くことで、残す株を傷める可能性が低くなります。

また、間引き後は株が不安定になるため、合わせて土寄せも行いましょう。

追肥

追肥は必要に応じて、2回目の間引き時に行うことをおすすめしています。
化成肥料か液体肥料を株の間に施します。
プランター栽培の場合は元肥だけで生育することもあります。
肥料を与えすぎると害虫が発生しやすくなるため、量には注意が必要です。

土壌環境を効率よく整えて、美味しい野菜を育てる!

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土壌のバランスを整えられ土質も改善。丈夫で美味しい野菜を育てるのにおすすめです。

水やり

畑栽培、プランター栽培、どちらにおいてもまずは発芽するまでの水やりが大切です。
土が乾かないようにたっぷり行いましょう。

その後は、畑栽培では土の表面が乾いたタイミングで水やりを行います。
プランター栽培では、午前中にプランターの底から流れる程度に水やりを行い、土が乾燥していたら再度午後にも水やりを行います。

ラディッシュの収穫

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ラディッシュの収穫において大切なのは、時期を逃さないこと。
大きくしようとして時期を逃すと、実にスが入る場合や、裂けてしまうことがあります。

・地表にラディッシュの実が見え始め、その直径が2〜3cm程度
・種まきを行ってから、夏季なら20〜30日、秋や冬季なら30〜40日した頃
・本葉が6〜7枚程度

収穫の仕方は簡単です。葉の付け根を持ち、引き抜きます。
葉を手でまとめると引き抜きやすくなりますよ。

なお、間引き収穫したラディッシュの葉はベビーリーフとして食べることができます。
サラダなどに取り入れるのがおすすめです。

ラディッシュ栽培のトラブル

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丈夫なラディッシュですが、その中でも起こりやすいトラブルをまとめました。

・実割れ:原因の多くは収穫の遅れです。
その他の可能性としては、土壌の水分量の急な変化などが考えられます。

・病気:病気にかかることはほとんどありませんが、白さび病、立ち枯れ病などには、まれにかかる場合があります。

・害虫:アブラムシ、カブラハバチは発生しやすいです。対策は後述します。

害虫対策

発生しやすい害虫とその対策をご紹介します。

・アブラムシ:少量の場合はテープで補殺、多数の場合は葉から洗い流し、自然由来のトウガラシなどで作ったスプレーの噴射がおすすめです。

・カブラハバチ、ヨトウムシなど

まず見つけ次第、早めの除去を心がけましょう。
また、雑草は害虫を発生させる原因になります。
草刈りはこまめにし、環境をきちんと整えることが大切です。

あっという間に収穫!一年に何度も収穫を楽しもう

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種まきから、1ヶ月ほどで収穫できるラディッシュ。
3月ごろに最初に種をまけば、春夏の期間だけでも3回ほど収穫することができます。

病害虫にも強く、広い場所も必要としないため初心者の方でも安心。
家庭菜園で採れたてのラディッシュと共に、新鮮な食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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