2018年10月17日 更新

白やピンクの花が咲く!シンボルツリーにもぴったりの人気の庭木 ハナミズキの育て方

桜が咲き終わる頃、いっせいに新葉が芽吹き、白やピンクの花を咲かせるハナミズキ。秋につける赤い実や紅葉も美しく、一年を通して楽しめる樹木として人気があります。1本でも楽しめますが、街路樹のように数本植えても見た目が華やかで見ごたえがありますよ。玄関に植えればウェルカムツリーに、庭の中心に植えればリビングから四季の変化を感じられます。

ハナミズキとは?

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活き活きした若葉、枝一面につける花、赤く熟した実、そして紅葉と四季を彩ってくれるハナミズキ。花として鑑賞しているものは、実は花びらではなく、総苞片(そうほうへん)という花のつけ根の葉。そのため花のように早く散らず、長い間、観賞できます。

樹形がまとまりよく整うので、剪定の手間がかからないのも魅力のひとつですね。花色は白花種が基本で、清楚な雰囲気の純白の大輪花が咲く「クラウド・ナイン」が代表的。紅花種には、育てやすい「チェロキー・チーフ」や大輪花が美しい「レッド・ジャイアント」などがあります。白花と紅花を組み合わせて植えても素敵ですね。

ハナミズキの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ・植え替え:12月~3月
開花期:4月初旬~5月下旬
※関東地方以西基準

栽培環境

日が良く当たり、やや乾燥した場所で、幹に西日の当らない場所が最適。通気性と水はけが良い肥沃な土に植えましょう。

水やり

地植えは水やりをする必要がありません。鉢植えの場合は夏の朝に1回与えます。

栽培のポイント

鉢植えの場合は、木が休眠している12月~3月、2、3年に1回、ひと回り大きい鉢に植え替えます。地植えも同じ時期に腐葉土などの有機物をよく混ぜた土に植えつけましょう。晩秋にはかわいい実がつくので熟した実を採り、種を取り出して水洗いしたあと、すぐにまくか、乾かないように注意して冷蔵庫に保存し、翌春3月にまきます。

樹形が早期に安定するので、特に剪定や整枝の必要はありません。伸びすぎて不都合な枝を切りたいときは、12月~3月に分枝点から間引きます。茂り過ぎたら花後7月頃までに軽い剪定を行いましょう。

落葉樹の魅力は、夏は日陰を作って暑さから人や植物を保護し、冬は日なたを作り日当たりを良くして、落ち葉も堆肥になるというところ。庭に1本あると重宝しますよ。植える際は大きく育つことを考慮して植えつける場所を決めましょう。

主な病害虫

病気:紋羽病、ウドンコ病
害虫:コウモリガ、アメリカシロヒトリ

ハナミズキに使えるおすすめの用土、肥料、薬剤とは

地植えにも鉢植えにも混ぜて使えばOK

花ごころ GET果樹・花木の土壌改良剤 10L

花ごころ GET果樹・花木の土壌改良剤 10L

腐植を多く含み、土を改良するので地植え、鉢植え、どちらの場合も用土に20%程度混ぜて使用します。根張りを良くし、排水性を高めるための木炭が配合されています。

早く効いて長く効く、花色も良くなる有機肥料

花の有機肥料「開花前線」 プロトリーフ 700g

花の有機肥料「開花前線」 プロトリーフ 700g

特殊な製法で抽出した16種類のアミノ酸でできた天然成分の有機肥料。追肥にも元肥にも使用でき、花弁を充実させ、花色を良くする効果があります。

病気の退治と予防におすすめ

 住友化学園芸 殺菌剤 GFベンレート水和剤

住友化学園芸 殺菌剤 GFベンレート水和剤

うどんこ病が発生したら、病原菌を退治し、侵入を防ぐ薬剤が効果的です。水で薄めて使用します。

ハナミズキは手入れいらず!

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ハナミズキは一度植えればほとんど手入れ要らず。枝の込み具合が絶妙で、夏の木漏れ日も涼しく感じられますよ。ハナミズキの株元にテーブルセットを置いて、木陰でお茶を楽しむのも贅沢ですね。

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