2018年11月1日 更新

空芯菜(クウシンサイ、エンサイ)の栽培方法は?種まき・収穫時期や肥料・用土など空心菜の育て方

暑さに強く、手間をかけずとも葉が茂り、初夏~秋まで収穫できるクウシンサイは初心者向きの野菜のひとつ。そのうえ栄養価が高く、ビタミンCやカロテン、鉄分、カリウムが豊富。なかでも鉄分を多く含み、疲労回復に効果的とか。クウシンサイで、夏バテ予防のレシピを作ってみては?

32 view

クウシンサイとは?

 (13336)

クウシンサイはヒルガオ科ツル性の多年草で、主に熱帯アジアで栽培されている葉野菜です。高温多湿の環境下でも良く育ち、収穫しても脇芽がどんどん出て伸びるほど生育旺盛。寒さに当てずに育てれば、初心者でも失敗なく育てることができますよ。

また、クウシンサイは茎の中心が空洞になっており、炒めものに使われる中国野菜でもあります。中国では、葉菜類が少なくなる夏にホウレンソウの代用として重宝されているそうですよ。

クウシンサイの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

収穫期:6月中旬~10月
タネまき期:5月~7月
※中間地の場合

置き場所

生育適温は25~30℃と高く、真夏でも生長します。良く日の当たる場所で育てましょう。日照が少ないと生長が遅れたり、病害虫にかかりやすくなったりしますよ。

水やり

水辺で育つ植物のため、非常に水を好みます。生育不良は水不足が原因。発芽後は土が絶えず湿っている位たっぷりと水を与えましょう。

栽培のポイント

クウシンサイは、タネから育てるのが一般的。タネの皮はかたいので、一日、水に浸けてからまくのがポイントです。旺盛に育つので、肥料を多めに施すと収穫量がアップします。タネをまいて2~3週間後から土寄せします。同時に、月に1回ほど化成肥料、または1週間に1回ほど液体肥料を与えましょう。

タネまき後30~45日で草丈30~40㎝程に生長し、収穫することができますよ。最初に収穫する際は、先端から20㎝位の場所でカットしましょう。その後、追肥をすると脇芽がどんどん伸びてくるので、地際から随時、切り取って収穫してください。

脇芽を活用し、挿し芽で苗を作ることもできます。脇芽を水に浸けておくだけで発根するので、それを土に植えると簡単に殖やせますよ。ただし、タネと苗いずれの場合も10℃以下になると生長が止まり、霜に当たると枯れてしまうので、生育期の気温には注意してくださいね。

主な病害虫

害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、イモキバガの幼虫
病気:特になし

クウシンサイ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

一粒一粒に栄養成分が配合された粒状培養土

アイリスオーヤマ 培養土 ゴールデン粒状培養土 野菜用...

アイリスオーヤマ 培養土 ゴールデン粒状培養土 野菜用 14L

保水・通気・排水性に優れた団粒構造の培養土で、保肥性・排水性のバランスが良い培養土です。そのまま植えつけることができますよ。

葉野菜の追肥に最適!

液体肥料住友化学園芸 ベジフル液肥 800ml

液体肥料住友化学園芸 ベジフル液肥 800ml

植物由来の天然有機質を配合した速効性の液体肥料です。9種類のミネラル、9種類のビタミン、17種のアミノ酸、糖類などの有効成分の作用で、おいしく育ちます。たくさん収穫したい時に使っても効果が期待できますよ。

食品成分でできた殺虫殺菌剤。殺ダニ効果も

アース製薬 野菜と花の虫と病気退治 あめんこ 1000ml

アース製薬 野菜と花の虫と病気退治 あめんこ 1000ml

還元水あめから作ったスプレータイプ。アブラムシやうどんこ病に効果的で、ボトルを逆さにしても使用できます。使用回数の制限もなく収穫前日まで使用できます。花や観葉植物にも使用できます。

大量に収穫できるクウシンサイ!さらに収穫量を増やす秘訣とは?

 (13380)

クウシンサイは摘心を行う感覚で、ツルの先端部分をチョコチョコと切り戻しながら栽培すると脇芽が増え、次第に株が大きくなり、収穫量を増やすことができますよ。その反面、晩秋になるとタネも残さず枯れて跡形もなく消えてしまいます。そんな潔い生育サイクルも魅力的ですね。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

唐辛子(トウガラシ)の栽培は種から?苗から?植え付け・収穫時期や水やり、肥料・用土などとうがらしの育て方

唐辛子(トウガラシ)の栽培は種から?苗から?植え付け・収穫時期や水やり、肥料・用土などとうがらしの育て方

刺激的な辛さのあるハバネロなど、辛みのある仲間を総称して唐辛子(トウガラシ)と呼ばれています。辛みのないピーマンやパプリカ、シシトウなどは甘唐辛子(sweet pepper)と呼んで区別されています。高温多湿の日本の夏にも耐える夏野菜の代表格で、ビタミン類やカプサイシンなどの栄養を含み、香辛料や野菜として活躍してくれます。初心者でも育てやすい野菜のひとつなので、庭やベランダでひと株、プランターなどで栽培してみては。
157 view
ピーマンの栽培はプランターで苗からがおすすめ?収穫時期や水やり、肥料・用土などピーマンの育て方

ピーマンの栽培はプランターで苗からがおすすめ?収穫時期や水やり、肥料・用土などピーマンの育て方

日本では辛みのないトウガラシの仲間を甘トウガラシ=ピーマンと呼んでいます。熱帯原産で暑さに強く、日本の夏も旺盛に生育して次々と収穫できます。日当たりと水はけのよい環境なら病害虫も少なく、初心者でもプランターなどで手軽に栽培が楽しめます。カロテンやビタミン類が多く、健康野菜としても人気のピーマン。無限ピーマンなどおいしいレシピも多いですね。5月に苗を購入して植えつければ、6月には収穫できはじめ、10月頃まで長期間収穫できます。
170 view
オクラの栽培方法は?種まき・収穫や肥料・用土、気をつけたい病気・害虫など、プランターでできるオクラの育て方

オクラの栽培方法は?種まき・収穫や肥料・用土、気をつけたい病気・害虫など、プランターでできるオクラの育て方

オクラは暑さに非常に強くて育てやすく、多く収穫できるので、初めて栽培する人におすすめしたい野菜です。初夏に咲くレモンイエローの大輪花も美しく、花と実の両方を楽しめますよ。最近は、小学生が学校でオクラを栽培することもあるといいます。オクラのネバネバ成分は栄養価が高く、夏バテにも効くと言われています。若取りしたミニオクラはやわらかく生食向き。サラダやオクラ納豆などのレシピで調理すればオクラの栄養を余すことなく食べることができますよ。
237 view
ラズベリー(木苺)の育て方は?剪定・収穫時期や肥料・用土など地植えも鉢植えもできるラズベリーの栽培方法

ラズベリー(木苺)の育て方は?剪定・収穫時期や肥料・用土など地植えも鉢植えもできるラズベリーの栽培方法

赤や黄色の愛らしい果実をつけるラズベリー。日本に自生する野生種も多く、手軽に育てることができます。日当たりのいいスペースがあったら、ぜひトライしてほしい初心者向けの果樹です。どれもほどよい酸味と甘みがあり、生食向き。熟したものから順に口に運べば至福の時間が広がります。ジャムやソース、果実酒などにも利用できます。ニ季なりの「サマーフェスティバル」や「インディアンサマー」という品種なら、初夏と秋、2回の収穫が楽しめます。
231 view
チンゲン菜(青梗菜)の栽培方法は?種まき・収穫時期や肥料・用土など、チンゲンサイの育て方

チンゲン菜(青梗菜)の栽培方法は?種まき・収穫時期や肥料・用土など、チンゲンサイの育て方

葉のつけ根がぷっくりと膨らんだ姿がユニークなチンゲン菜。約30年前から日本でも栽培が盛んになり、今やおなじみの中国野菜のひとつです。その理由は、短期間で収穫できるから。最近は、さらに生長が早く密植できるミニチンゲン菜も登場し、初心者でも気軽に栽培を楽しめるようになりました。
30 view

この記事のキーワード