2018年11月1日 更新

オクラの栽培方法は?種まき・収穫や肥料・用土、気をつけたい病気・害虫など、プランターでできるオクラの育て方

オクラは暑さに非常に強くて育てやすく、多く収穫できるので、初めて栽培する人におすすめしたい野菜です。初夏に咲くレモンイエローの大輪花も美しく、花と実の両方を楽しめますよ。最近は、小学生が学校でオクラを栽培することもあるといいます。オクラのネバネバ成分は栄養価が高く、夏バテにも効くと言われています。若取りしたミニオクラはやわらかく生食向き。サラダやオクラ納豆などのレシピで調理すればオクラの栄養を余すことなく食べることができますよ。

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オクラとは?

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アオイ科の夏野菜。アフリカ原産ゆえに暑さに強く生育適温は20~30℃と高め。暑くなると生長が早まり、次々と実をつけるようになります。オクラには、実の断面が五角系の「アーリーファイブ」や「グリーンスター」と八角形の「ダビデの星」、断面が丸形の品種「エメラルド」があります。丸さやの方が、実が大きくなってもかたくなりにくいのでおすすめです。

最近は、白オクラ(大きくなってもやわらかい「楊貴妃」、アクが少なく生食できる「白ひすい」など)や赤オクラ(紫紅色の角オクラ「ベニー」)も出てきました。スーパーでは入手しにくい珍しい品種を育てて、収穫物をおすそ分けするととても喜ばれますよ。

オクラの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

収穫期:7月~10月上旬
植えつけ期:5月
種まき期:5月
※関東地方以西基準

置き場所

日当たりのいい場所を好みます。

水やり

乾燥すると葉がしおれて枯れてしまう原因にも。春~初夏は一日1回、真夏は朝と夕方の一日2回しっかりと水をあげましょう。

栽培のポイント

アフリカ原産のオクラは高温を好むため、気温が十分上がってから種まきや植えつけを行います。土には必ず元肥をすき込みましょう。発芽後オクラは間引きをせず、そのまま大きく育てましょう。

最初はゆっくり生長しますが、開花して実がつき始めると毎日どんどん大きくなり、たくさん採れるようになります。また肥料を多く必要とするため、実がついてきたら追肥も忘れずに。

開花後1週間ほどで実が収穫できます。さやの長さが7~10㎝の頃が収穫どき。生長するスピードが早いため、取り遅れないように気をつけましょう。大きくなり過ぎると筋っぽくなり、種がかたくなって食べられなくなりますよ。小さめでも早めにこまめに収穫するのがポイントです。

スーパーで売っているオクラと食べ比べてみると、おいしさの違いに気づくはず。家庭菜園ならではの醍醐味を存分に味わってくださいね。
※オクラには小さなトゲがあります。トゲが刺さると痛いので、長袖・長ズボンの格好で手袋をして作業を行ってくださいね。

主な病害虫

害虫:ワタアブラムシ、オオタバコガ、カメムシなど
病気:うどんこ病、立枯病、モザイク病

オクラ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

有機由来の元肥入りでそのまま使える

ハイポネックス バンブーパウダー入り 花と野菜の培養土...

ハイポネックス バンブーパウダー入り 花と野菜の培養土 14L

天然素材中心の原料をベースに、排水性、通気性、保肥性にも優れた元肥入りの培養土です。 プランターや鉢植え植物にも最適で、生育に適したpH調整済です。

ばらまくだけでOK。元肥にも追肥にも使える

住友化学園芸 マイガーデン 花・野菜用700g

住友化学園芸 マイガーデン 花・野菜用700g

ばらまくだけでOK。さまざまな植物の元肥や追肥にかんたん便利に使える肥料です。栄養分を効率よく吸収させる腐植酸が配合され、緩効性肥料としての効果もあります。粒状で、土壌の温度変化や植物の生育にあわせて溶け出す量が調節されます。

食酢100% 病気と虫の予防と退治に安心して使用できる

アース製薬 アースガーデン やさお酢 1000ML

アース製薬 アースガーデン やさお酢 1000ML

オクラのアブラムシやコナジラミ、ハダニ、ウドンコ病などの予防に。2~3日おきに散布せればOK。独自ブレンドの酢でできているので収穫直前まで安心して使用できます。

生で食べるのがオススメ!栄養豊富なオクラ

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オクラの果実の表面や葉の裏側、茎にできる水滴状のつぶつぶはオクラ特有の生理現象です。初めて見た時はびっくりすると思いますが、病気でも害虫でもなく無害なので安心して食べてくださいね。ネバネバ成分で疲労回復や腸を整える、皮膚を正常に保つなどの効果が期待できますので、サラダやおつまみとしてでも是非食べてくださいね。

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