リーフレタスの栽培方法は?プランターで種から栽培!収穫後すぐにサラダに使えるリーフレタスの育て方をご紹介

2018年11月11日


レタスのように結球しないやわらかな葉肉が特徴のリーフレタス。サンチュやサラダ菜など多くの仲間があります。葉先がフリルのようになり、ふんわりとした食感とボリュームがあり、ビタミンCはもちろん、ビタミンEやカロテン、ミネラルなども豊富に含まれています。大きくわけて全葉がグリーンでほのかな苦みのある「グリーンリーフ」と、葉先だけ濃い紫色で苦みの少ない「サニーレタス」があります。

リーフレタスとは?

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キク科で地中海沿岸地域が原産のリーフレタス。苗を購入して植えつければ30日後、タネまきして育てると60日後に収穫できるのが魅力で、サラダ用の生食野菜として欠かせません。初めて栽培する場合は、春先に出回る苗を購入して育てると手軽です。ある程度大きくなったら外葉のみ収穫すれば長期間楽しめます。初心者には育てやすい「グリーンウエーブ」「レッドファイヤー」などの品種がおすすめです。時期をずらしながら植えつけ栽培すれば、収穫期もずれ長期間楽しめます。

リーフレタスの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

タネまき期:3月、9月上旬
植えつけ期:4月、9月中旬
収穫期:5月、10月
※関東地方以西基準

置き場所

日なたで風通しの良い場所で管理します。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。

栽培のポイント

特別な土壌は必要ありませんが、リーフレタスは酸性土が嫌いなので、苗を植えつける前に苦土石灰や緩効性の化成肥料、堆肥などの有機質を元肥として混ぜ込んでおきます。タネをまいて育てる場合は、プランターと市販の野菜用培養土を利用するのが手軽。リーフレタスのタネは好光性で光を感じないと発芽しないので、タネまきした後はごく薄く土をかぶせ、湿度を保ちます。発芽後、本葉が4枚程度になったら生育の良いものだけを残し、植えつけます。

キク科のリーフレタスは連作障害を起こすので庭植えする場合は2~3年ほどキク科の野菜は植えないように注意しましょう。ある程度大きくなったら外葉から順に収穫するのがおススメ。気温が高い日が続いたり、一定量の日照時間を超えたりすると、トウがたちます。トウ立ちしたリーフレタスの葉は固く食べられなくなります。

主な病害虫

害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ
病気:うどんこ病、灰色カビ病など

リーフレタス栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

健やかに生長させる土

ハイポネックス 野菜の培養土 14L

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排水性、保水性、通気性、保肥に優れたマルチに使える野菜専用の培養土。ココピートや赤土など、天然素材を中心に配合されています。生育に適したpHに調整されており、そのまますぐに使えて便利。一袋に標準型のプランター(65㎝)約1個分の土が入っています。

天然素材からできた安心の有機肥料

プロトリーフ 野菜の有機肥料 野菜豊作 700g

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野菜の糖度をあげておいしさをアップしてくれる野菜専用の有機肥料です。天然素材から抽出した16種のアミノ酸からできた安心安全肥料です。

食酢100% 病気と虫の予防と退治に安心して使用できる

アース製薬 退治予防 アースガーデン やさお酢 1000ml

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アブラムシやコナジラミ、ハダニ、ウドンコ病などの予防に。2~3日おきに散布せればOK。独自ブレンドの酢でできているので収穫直前まで安心して使用できます。

プランターや鉢栽培でも手軽に栽培できるので家庭菜園におすすめ!

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古代ローマ時代に栽培されていたというリーフレタス。一般的なレタスは淡色野菜ですが、リーフレタスは緑黄色野菜に分類され、カルシウムなどのミネラルやビタミン類、βカロテンなどが含まれ、免疫力や抵抗力を高め、抗酸化作用のある野菜として注目されています。19世紀末ころまでは、レタスの乾燥粉末には鎮静作用があるとされ、利用されていたという歴史もあるとか。プランターや鉢栽培でも手軽に栽培できる、家庭菜園おすすめの野菜です。