2018年11月1日 更新

ノウゼンカズラの育て方は?鉢植えもできる?剪定時期や肥料・用土など、ノウゼンカズラの栽培方法

夏の間、次々と華やかなオレンジ色の花を咲かせるノウゼンカズラは平安時代には薬用として栽培された歴史があるほど、古くから日本に土着しているつる性の落葉樹のひとつです。直射日光を好み、夏の暑さにも強いので、日当たりのよい場所に植えれば旺盛に育ちます。気根を出して壁や木を這いあがり、どんどん広がるので、フェンスやアーチなどに這わせると圧巻。花の形がトランペットに似ていることから、トランペット・フラワーという英名もあります。

ノウゼンカズラとは?

 (10885)

ノウゼンカズラ科の落葉樹で、中国原産のつる性植物です。日当たりさえ良ければ頑健で旺盛に生育し、一度植えれば何年も育ちます。日陰に植えると花つきが悪くなるので、よく日のあたる場所を選び、土植えすると手間なく育ちます。最近は赤みの強い小さな花を咲かせるアメリカノウゼンカズラや、その交配種なども登場し、どの品種も手入れが楽で初心者向きなのがうれしいポイント。鉢植えには比較的小型の「オランジュ・タカラヅカ」という品種がおすすめです。

ノウゼンカズラの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ期:3月中旬~4月中旬
開花期: 7月~8月
剪定期: 3月
※関東地方以西基準

置き場所

日あたりと水はけの良い場所で管理します。冬は北風の当たらない場所に。

水やり

地植えの場合、乾燥したら与えます。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。開花期間中は多めに与えます。

栽培のポイント

水はけと水持ちのよい土を好み、過湿を嫌うので植えつける前に堆肥や腐葉土などの有機質を多めに混ぜ込み、3月中旬~4月中旬までに植えつけます。鉢植えする場合は赤玉土に腐葉土を3分の1混ぜ込み、支柱を立てて。地植えする場合は、つるが南や東に伸びていくことを考え、這い登れるようなフェンスや棚などの地際に植えつけましょう。

伸びたつるを絡ませ、誘引しながら目的の高さまで育てます。伸び過ぎた枝は剪定しますが、その年の春から伸びたつるにだけ花がつくので注意して。本格的な剪定は3月に行います。

日照不足や過湿が花つきを悪くするので日当たりのよい場所で、過湿にならないよう管理するのがポイントです。肥料は春、緩効性の化成肥料を与え、冬、2月頃に寒肥を与えます。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので注意します。気温が低くなると落葉するので、このタイミングで枝を整理しておきます。マイナス5度以下になると枯れてしまうので寒冷地での越冬はできません。

主な病害虫

害虫:アブラムシ
病気:特になし

ノウゼンカズラ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

初期の生育に必要な有機質肥料をブレンドした土専用培養土

果樹・花木の土 12リットル

果樹・花木の土 12リットル

保水性、排水性、通気性の良い熟成した有機肥料入りの専用培養土は、しっかりとした幹と枝を生育させ、花を咲かせてくれます。

油かすや魚粉などの有機質肥料を熟成発酵。元肥にも追肥にも

東商 超醗酵油かすおまかせ 中粒 2.5KG

東商 超醗酵油かすおまかせ 中粒 2.5KG

腐植酸配合で土に活力を与えてくれる粒状肥料です。根が触れても肥料やけせず、元肥にも追肥にも使用できる手軽な緩効性化成肥料です。

30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる

住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXファインスプレー 1...

住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXファインスプレー 1000ml

アブラムシなどに効果があり、いろいろな植物に使える殺虫殺菌剤。害虫に対して速効性があり、病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。気温が上がり始めたら病気や虫に注意しましょう。

手間いらずで、旺盛に成長するからグリーンカーテンにおすすめ!

 (10909)

花木のなかでも特に日当たりを好むノウゼンカズラ。枝や幹から気根をだして、壁や他の樹木に絡みながら旺盛に生長します。丈夫な性質で一度植えると、毎年、華やかな花を咲かせてくれる夏の代表花木です。特別な手間もかからず、旺盛に生育するのでグリーンカーテンに利用もOK。さし木で手軽にふやすこともできます。花の形がトランペットに似ていることから「名声」「名誉」などの花言葉があります。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ラズベリーの育て方を覚えて、ラズベリーレシピに挑戦しよう!新鮮なラズベリーをジュースやジャムに!

ラズベリーの育て方を覚えて、ラズベリーレシピに挑戦しよう!新鮮なラズベリーをジュースやジャムに!

赤く可愛らしい果実のラズベリー。口に含むと広がる甘酸っぱい香りが人気です。洋菓子やジャムなどに使われているほか、ヨーロッパの方では肉料理のソースとしても広く用いられています。日本でもお洒落なレストランで見かけますね。爽やかなラズベリーの魅力をご紹介します。
452 view
さくらんぼの木の育て方は?開花・剪定・収穫の時期・おすすめの肥料など、さくらんぼの栽培方法をご紹介

さくらんぼの木の育て方は?開花・剪定・収穫の時期・おすすめの肥料など、さくらんぼの栽培方法をご紹介

サクランボの旬の時期は、梅雨~初夏。サクランボは追熟しないので、一番おいしいタイミングで収穫される果物ですよ。小さい粒より大きい粒の方がおいしいといわれています。自宅で大粒の果実を収穫して、贅沢に味わってみませんか?
8,902 view
袋のまま栽培⁉鉢がなくてもそのまま植付できる便利な培養土【厳選6品】

袋のまま栽培⁉鉢がなくてもそのまま植付できる便利な培養土【厳選6品】

プランターや鉢を使用せずに植物を栽培する「袋栽培」は人気の栽培方法の一つでしたが、最近ではもっと手軽に袋栽培を楽しむことができる”袋ごと使える土”が大人気なのをご存知ですか?今回は袋栽培のメリットやデメリットと、トマトやジャガイモなど人気の野菜を手軽に栽培できる便利な土についてご紹介します。
13,210 view
寒さに強いデンドロビウム(デンドロビューム)の育て方!植え替えや花がら摘み、高芽処理の方法までご紹介

寒さに強いデンドロビウム(デンドロビューム)の育て方!植え替えや花がら摘み、高芽処理の方法までご紹介

色合いが美しいデンドロビウム(デンドロビューム)。洋ランの一種で、たくさん花を咲かせるため、鉢植えとしても人気があります。丈夫で育てやすく、冬も株が凍らない限り枯死することがありません。今回はデンドロビウムの代表種であるノビル系の水やりや植替え、肥料の与え方などを紹介します。
3,058 view
冬の人気植物クレマチス(冬咲き)の育て方!剪定や挿し木、植え替えや増やし方もご紹介

冬の人気植物クレマチス(冬咲き)の育て方!剪定や挿し木、植え替えや増やし方もご紹介

冬の人気植物のひとつ「クレマチス(冬咲き)」。クレマチスはさまざまな品種があり、寒さに強い冬咲きの品種を選べば冬でもたくさんの花が咲き、枝咲きの花が、「さみしい冬の庭を華やかに彩ってくれます。鉢植えやコンテナに寄せ植えして楽しむのも手軽でおススメです。
2,501 view

この記事のキーワード