2019年10月29日 更新

ししとう(獅子唐)の栽培方法は?植え付け・収穫時期や水やり、肥料・用土などししとうの育て方

ししとうは、熱帯地域を原産とする夏野菜。高温に強く夏でも元気に育ちます。病害虫の被害も少なく栽培しやすいのが大きな魅力。初心者でもプランターや露地栽培で簡単に育てることができますよ。 ただし、栽培方法は同じでも環境や天候によって辛さが変わることがあります。辛いのが苦手な人は、辛みを抑えた品種を選ぶと良いかもしれません。

ししとうとは?

 (8931)

ししとうは、辛みのない甘トウガラシのこと。ししとうは植物学的にはピーマンと同類で、辛みのある品種をトウガラシと呼んでいます。ししとうの正式名称は「獅子唐辛子」。実の先端が獅子の頭に見えることから名づけられたそう。比較的どの品種も簡単に育ちますが、なかでも病気に強くて育てやすく味がよいのは「翠光」や「翠臣」。たくさん採れるので夏の合間ずっと楽しめますよ。

抗酸化作用の強い栄養素を含んでいることから、最近は健康野菜としても注目されています。
天ぷらや炒めものにするのがおすすめ。どんどん収穫でき、自宅で育てれば毎日いろんな料理に活用できますよ。

ししとうの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ期:4月下旬~6月上旬
収穫期:6月~10月中旬
※関東地方以西基準

置き場所

ししとうの生育適温は22~30℃で、高温でも元気に育ちます。ただし、花に雨が当たると落花してしまうので、雨の当たらない軒下などで管理してください。

水やり

水不足で辛みが増してしまいます。乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。

栽培のポイント

ししとうは種から育てると育苗に長い時間がかかるので、苗を購入して育てた方が無難です。根を浅く張るので、苗の場合は深めのプランターに浅めに植えつけるのがポイント。

植えつけ後はたっぷり水を与えましょう。生育期間中は毎日水やりを行い、一番果がついたら2週間に1回の目安で化成肥料を与えるのもポイント。水不足や肥料切れを起こすと辛みが出てしまいますよ。

実の大きさが5~7㎝程度の頃が収穫適期。次々と実がなるため早めに収穫するのがコツ。実をそのままにしておくと株が疲れてしまいます。また、ナス科であるししとうは、連作障害(同じ土地に同じ作物を繰り返し栽培すると生育不良を起こす現象)を起こします。一度植えた場所は最低3年は間隔をあけて植えましょう。

主な病害虫

害虫:タバコガ、ハスモンヨトウ、カメムシなど
病気:青枯れ病、うどんこ病、軟腐病など

ししとう栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

有機由来の元肥入りでそのまま使える

ハイポネックス バンブーパウダー入り 花と野菜の培養土...

ハイポネックス バンブーパウダー入り 花と野菜の培養土 14L

天然素材中心の原料をベースに、排水性、通気性、保肥性にも優れた元肥入りの培養土です。
鉢植え植物にも最適で、生育に適したpH調整済です。

ゆっくり長く効果が持続。植物の生育を助ける

ハイポネックス マグァンプK 中粒 250g

ハイポネックス マグァンプK 中粒 250g

植物の植えつけ、植え替え時に混ぜるだけでOK。1度混ぜ込めば1年間効果が持続。
根に直接触れても肥料やけの心配もありません。植物の生育を助け、花つきを良くします。

化学殺虫成分不使用!食品成分で作られた殺虫殺菌剤

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 420ml 殺虫殺菌剤

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 420ml 殺虫殺菌剤

イヤな臭いもなく、さまざまな野菜やハーブ、果樹に使えます。
有機JAS規格(オーガニック栽培)で使える食品成分の殺虫殺菌剤。うどんこ病などに効果的です。

長期間収穫を楽しめる!初心者向きの夏野菜ししとう!

 (8964)

ししとうは高温性の野菜なので、気温が十分上がってから植えると元気に育ちます。
苗を購入する際は一番花が咲いている苗を選ぶのがおすすめ。

最初についた実を早く収穫すると株が充実して長期間収穫を楽しめます。
初心者向きの野菜なのでぜひチャレンジしてみてください。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

リーフレタスの栽培方法は?プランターで種から栽培!収穫後すぐにサラダに使えるリーフレタスの育て方をご紹介

リーフレタスの栽培方法は?プランターで種から栽培!収穫後すぐにサラダに使えるリーフレタスの育て方をご紹介

レタスのように結球しないやわらかな葉肉が特徴のリーフレタス。サンチュやサラダ菜など多くの仲間があります。葉先がフリルのようになり、ふんわりとした食感とボリュームがあり、ビタミンCはもちろん、ビタミンEやカロテン、ミネラルなども豊富に含まれています。大きくわけて全葉がグリーンでほのかな苦みのある「グリーンリーフ」と、葉先だけ濃い紫色で苦みの少ない「サニーレタス」があります。
1,233 view
栄養満点のエシャレット栽培に挑戦しよう!らっきょうやエシャロットとの違いとは?

栄養満点のエシャレット栽培に挑戦しよう!らっきょうやエシャロットとの違いとは?

エシャロットとは、若採りのラッキョウのこと。ラッキョウは生食できますが、固くて辛いため生食には適しません。そこで、生食用として改良された品種がエシャレット。「ラッキョウ」と「エシャレット」は呼び方が異なるだけで、同じ野菜です(ただし、エシャロットはベルギー・エシャロットのことで、小型タマネギのことをさします)。エシャレットは薄皮がついておらず食感もやわらかいので、水で洗えば、そのままおいしく食べることができますよ。主に、西洋料理の香味野菜としてよく利用されています。
4,471 view
初心者でも簡単に始められる!プランターでトマト栽培におすすめの商品をご紹介

初心者でも簡単に始められる!プランターでトマト栽培におすすめの商品をご紹介

家庭菜園を始めてみたいと思っていても、何を栽培すればよいかわからない方もいると思います。トマトなら初心者でも簡単に栽培することができます。今回はトマト栽培におすすめの土や肥料、プランターなどをご紹介します。トマト栽培を始める際の参考にしてみてください。庭がなくても、マンションのベランダでも出来ますよ。
1,481 view
三つ葉(ミツバ)の栽培方法は?プランターや室内での水耕栽培で出来る三つ葉の育て方をご紹介

三つ葉(ミツバ)の栽培方法は?プランターや室内での水耕栽培で出来る三つ葉の育て方をご紹介

葉がみっつに分かれることから三つ葉と呼ばれ、日本ではやや湿り気のある明るい日陰などで自生しているのが見られる野草のひとつです。ミツバ独特の香りや風味、歯ざわりなどが長く親しまれてきました。香り野菜としてプランターなどに植え、自宅で少し栽培しておくと、便利でおすすめ。明るい日陰で管理すれば旺盛に生育するので肥料を切らさないよう注意するのがコツ。水耕栽培することもできるので家庭の窓辺などで栽培しても楽しいですね。
3,846 view
秋植え野菜10選!おすすめの秋植え野菜を家庭菜園で栽培してみませんか?

秋植え野菜10選!おすすめの秋植え野菜を家庭菜園で栽培してみませんか?

秋に植える野菜は病害虫が少ないため、初心者にもおすすめです。 また、プランター栽培できるので、室内やベランダでも家庭菜園が楽しめます。 そこで今回は秋植え野菜の特徴や育て方のポイントをまとめました。 たくさん収穫して、美味しくいただきましょう。
37,718 view

この記事のキーワード