2018年10月26日 更新

ツツジの育て方は?剪定時期や水やり、肥料・用土など鉢植えでも簡単なつつじの栽培方法

桜の季節を過ぎると、待ちかねたように色とりどりのツツジの花が見頃になります。その頃、空にはツバメが飛び交い、民家の庭には鯉のぼりが風になびく――。のどかな日本の五月の風景が脳裏に浮かぶ時、ツツジは欠かせない存在ですね。

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いろんな種類があるツツジとは?

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ツツジは、樹高50㎝~2m程度の半常緑性のヤマツツジの仲間の総称です。ヤマツツジの仲間はアジア東部に約90種が分布しており、日本には花の美しい「ヤマツツジ」や「キシツツジ」、「モチツツジ」、「サツキ」など17種ほどが自生しているので、里山で見かけることがある人も多いでしょう。

江戸時代中期には、びっしりと真紅の花をつける「本霧島」や白い花の「白琉球」、大輪で赤紫色の「大紫」など、現在でも栽培されている数多くの園芸品種がつくり出されました。江戸末期になると「久留米ツツジ」が、明治から大正にかけて多くの品種が続々と生まれています。

栽培されるツツジは、日本に自生する野生種をもとに改良されているので、いずれも栽培は容易。鉢植えでも地植えでも楽しむことができます。

ツツジの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ期、植え替え期:3月初旬~6月中旬
開花期:4月中旬~5月中旬
※関東地方以西基準

置き場所

少なくとも半日は日が当たり、腐植質にとんだ水はけの良い場所を好みます。鉢植えは通年、屋外でも栽培が可能です。

水やり

鉢植え、庭植えともに夏の高温期は朝夕に水やりを行いましょう。

栽培のポイント

日陰では茎が徒長して葉もまばらになり、花つきが悪くなるので、日当たりの良い所で育てましょう。

鉢植えは、夏は半日陰で強い日差しをよけて。冬は、乾燥した寒風に当たらない場所へ移動させてください。

細い根が地表近くに張るため、土壌の極端な乾燥に弱い性質です。鉢植え、地植えともに夏の高温期には注意して、朝夕の水やりを調整しましょう。

また、剪定がとても大事です。花後なるべく早く、6月上旬までに行うのがポイント。翌年の花芽が夏にできるので、夏以降の剪定では、せっかくできた花芽を切ることになります。

ツツジは枝数が多く芽吹きも良いので、花がら摘みを兼ねた剪定もできます。枝先から3cm程度に軽く刈り込み、枯れた枝や重なった枝を基部から切り、風通しを良くしておきましょう。

主な病害虫

害虫:ハダニ、ツツジグンバイムシ、ベニモンアオリンガ、ハマキムシ
病気:特になし

ツツジを育てる為の用土、肥料とは

酸性土壌を好むツツジに使える!元肥入りで手軽に

ブルーベリーの土 14リットル プロトリーフ

ブルーベリーの土 14リットル プロトリーフ

水はけと水もちが良く、用土の酸性度をpH4.5~5.0前後に調整したブルーベリー栽培の土です。これを紹介するのは、ツツジ、サツキは酸性土壌を好む植物なので、同様に使えるからです。さらに、初期生育に必要な栄養素も入っているので、鉢植え、庭植えの根本周りに使えて便利です。

土中の微生物が増加し、イキイキと育てる

アクアリフトの有機質肥料 2kg 

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原料に魚かす粉末、米ぬかなどをつかった有機質肥料。鉢植え、庭植えともに、花後の5月から6月と、株の充実する9月下旬、休眠期の1月に施します。

1プッシュで1株分 害虫を長期間予防する

スターガード粒剤器具セット 150g アースガーデン

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春や秋の乾燥する季節に発生するハダニやツツジグンバイムシ。新芽や蕾の内部に侵入して食害するベニモンアオリンガ。ツツジにつきやすい害虫を退治するには、浸透移行性を応用した園芸殺虫剤を使ってみてください。植えつけ時にパラパラと土にまいておくだけで、水やりで根から吸収して茎や葉に行きわたり、害虫予防と駆除ができます。生長しても使える、手軽で便利な殺虫剤です。

庭木の定番ツツジ!

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公園や街道沿いに一斉に花をつけるツツジは圧巻ですね。辺りの色さえ花色を映しているように見えます。家にも1本は欲しい庭木です。挿し木で増やせるほど強い性質を持っています。鉢植えでも簡単に育つので、あなたも庭の片隅に植えてみませんか?

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