2018年12月1日 更新

イチゴの栽培方法は?うどんこ病など病気の予防は?四季なりイチゴなら季節問わず収穫できるイチゴの育て方

子どもから大人まで誰もが大好きな「イチゴ」。見てかわいく食べておいしいと、人気急上昇中の野菜です。真っ赤に熟した頃を見計らいながら収穫でき、最もおいしい果実を味わえるのが家庭菜園の醍醐味。最近は年に一度、春に収穫する一季なりイチゴだけでなく、収穫期間が春~秋と長く、たくさん収穫できる四季なりイチゴも増え、より楽しみが広がりました。

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イチゴとは?

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イチゴは果実ではなく、園芸分類上ではバラ科の野菜。イチゴを育てるなら、まず、品種選びから始めましょう。品種選びのコツは、収穫時期と品種。品種によって育てやすさに変わりはないので、収穫したい期間と好みの品種を選びましょう。

一季なりイチゴは、年に1回、春(5月中旬~6月上旬)に収穫できるイチゴです。四季なりイチゴは、真冬以外は年中花が咲き、季節を問わず収穫できます。四季なりの場合たくさん収穫できますが、大味になりやすく、追肥をこまめに施さないと株が疲れてしまいがち。おいしいイチゴを食べたい人や手間をかけずに育てたい人、家庭菜園初心者は、一季なりイチゴがおすすめ。観賞と収穫の両方を楽しみたい人は、四季なりイチゴが向いています。

初めて育てるなら、うどんこ病や炭そ病などの病気に強く、丈夫で育てやすい「カレンベリー」がイチオシ。1粒が25~30gの真っ赤な果実は甘みと酸味のバランスがよく、やや縦長の形も美しいと人気です。一季なりイチゴでおすすめなのは、果肉がやわらかく甘みがとても強い「章姫(あきひめ)」。酸味が少なくジューシーなイチゴです。一方、四季なりイチゴでおすすめなのは、寒さに強く1本で結実する「あまごこち」。糖度が14~16度もあり、濃厚な甘みを味わえます。

イチゴの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

収穫期:5月中旬~6月上旬(一季なりイチゴ)、5月中旬~11月上旬(四季なりイチゴ)
植えつけ期:10月中旬~11月上旬

置き場所

イチゴは日なたで育てましょう。開花後、実ができたら雨に当てないように育てます。イチゴは寒さに強いものの北風や雪に当たると葉が縮れてしまったり、弱まったりしてしまいます。冬は風除けや雪除けを行い、株元には防寒対策、雑草の防除、生育の促進を兼ねてワラを敷くか、黒いポリマルチフィルムで覆ってマルチングしましょう。

水やり

乾燥に弱いので、土が乾いたら、たっぷりと水を与えるのがポイント。水を非常に好みますが、与え過ぎても根腐れを起こし、乾き過ぎても根傷みを起こして生育不良になります。イチゴは、メリハリを効かせて適度に水やりを行うことが上手に育てるコツですよ。

栽培のポイント

イチゴを家庭菜園で楽しむには、鉢やコンテナで苗から育てるのが一般的。苗を購入する際は、株元や根鉢がしっかりしていて、葉に光沢があり、病害虫の被害を受けていないものを選びましょう。3月~4月に出回る開花鉢を購入して植えると、すぐに実がふくらみ始めるので失敗が少なく、初心者におすすめです。

苗は10月中旬~11月上旬に、葉のつけ根が少し隠れる程度に浅く植えつけましょう。一季なりの場合、3月中旬~4月に花が咲いた後、実がふくらみ始め、5月中旬~6月上旬に甘く色づいた果実を摘み取ります。四季なりの場合は、収穫を一度楽しんだ後も次々と開花し、冬の前まで順次、収穫を楽しめます。鉢やコンテナは、日当たりの良い場所に置き、水やりを適宜、行います。1月下旬~2月上旬、3月下旬、4月中旬に追肥、または、週に1度液肥を与えると実つきが良くなりますよ。

イチゴはランナーが伸びる特性をいかして、専用の鉢「ストロベリーポット」で栽培するのもおしゃれ。見ためがかわいいだけでなく、果実が直接土に触れるのを防ぐことで、病害虫を予防する効果もありますよ。

主な病害虫

害虫:アブラムシ
病気:灰色かび病、うどんこ病、炭そ病

イチゴ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

原料にこだわったプレミアムな土

プロトリーフ 野菜専用培養土『野菜豊作』

プロトリーフ 野菜専用培養土『野菜豊作』

天然有機成分のみを使用したこだわりの培養土です。土には元肥が配合されているので、そのまま植えつけることができますよ。

イチゴをおいしくする固形肥料

花ごころ 土にやさしい健康野菜の肥料

花ごころ 土にやさしい健康野菜の肥料

おいしいイチゴに育てる有機質と土を良くする発酵ボカシをたっぷり含んだ遅効性の有機肥料です。有機質特有のゆるやかな効き目で、肥料効果が約1カ月持続します。ばらまきやすいペレットタイプ。

化学殺虫成分不使用!食品成分で作られた殺虫殺菌剤

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー

イヤな臭いもなく、さまざまな野菜やハーブ、果樹に使えます。有機JAS規格(オーガニック栽培)で使える食品成分の殺虫殺菌剤。アブラムシ類、うどんこ病を包み込んで退治するほか、薬に抵抗性のある病害虫にも効果的です。

イチゴの定番レシピといえば?

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イチゴの定番レシピといえば、イチゴジャム。イチゴジャムを作るには、1果が40gと大粒で甘みの強い「ビーナスハート」、または、1果15~17gと小ぶりでも安定して収穫でき、肉質がなめらかでジューシーな「越後姫」がおすすめです。鍋で煮詰めなくても、イチゴと砂糖とレモン汁を混ぜ、電子レンジで数分チンするだけで、おいしいイチゴジャムが作れますよ。たくさんイチゴを収穫して、たっぷりジャムを作ったら、おすそ分けしても楽しいですね。

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