2018年12月4日 更新

キャベツの栽培は苗からがおすすめ!害虫対策・おすすめ肥料とは?プランターでも出来るキャベツの育て方

ビタミン類やカルシウムなどが豊富で栄養価が高く、食べる薬ともいわれるキャベツ。本来は涼しい気候を好む野菜ですが、近年は品種改良が進み、品種によっては周年栽培が可能に。ただし、ガーデニング初心者は、夏にタネや苗を植えて冬に収穫する「秋冬キャベツ」の方が育てやすいですよ。

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キャベツとは?

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キャベツは、地中海沿岸地方を原産とするアブラナ科の代表的な野菜。ヨーロッパ生まれのキャベツは、明治時代初期以降に日本で広まり、品種改良が進みました。キャベツは冷涼な気候を好むため、秋に育てて冬に収穫する栽培方法が一般的。夏に出回るキャベツのほとんどは、涼しい気候の高原地域で栽培された「高原キャベツ」なんですよ。

一方、改良を重ねた園芸品種を育てる家庭菜園の場合は、秋と春と夏の年3回、周年でタネや苗をまいて育て、収穫を楽しむことができます。キャベツの種類は品種によってタネまきや植えつけのタイミングが異なるため、作型に合った品種を選ぶのがポイント。迷ったら、作りやすくておいしい品種を育ててみましょう。

夏まきキャベツのイチオシは「春波」。夏まき、秋まきのどちらでも栽培できるため、長く収穫を楽しめますよ。また、生育旺盛で、色つやのよい玉が大きく太り、甘くてジューシー。サラダでも煮込んでもおいしく食べられるのも魅力です。

春まきキャベツのイチオシは「初秋」。暑さに強く、暑い時期でも安心して栽培できる極早生種です。植えつけから55日ほどで、秋一番に収穫できるのも魅力。肉質がサクサクとやわらかく、サラダでもおいしく食べられますよ。

キャベツの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

収穫期:4月下旬~5月中旬(春まき)、6月(夏まき)、11月~12月上旬(秋まき)
植えつけ期:3月下旬~4月(春まき)、8月中旬~9月中旬(夏まき)、11月上旬~中旬(秋まき)
タネまき期:2月下旬~3月中旬(春まき)7月中旬~下旬(夏まき)10月上旬~中旬(秋まき)

置き場所

キャベツは、日が当たり、風通しの良い場所で育てます。キャベツは連作障害を起こすため、アブラナ科の野菜を2~3年、栽培していない場所を選んで植えましょう。

水やり

タネをまいた後、発芽するまでは乾かないように水やりを行いましょう。苗を植えた場合は植えつけ後1週間は水をたっぷり与えてください。その後、根が定着したら乾いたら水を与える程度(乾燥気味)でOKです。

栽培のポイント

キャベツは、秋冬キャベツと春キャベツがあります。タネからでも栽培できますが、市販の苗で育てた方が害虫の被害を受けにくく上手に育ちますよ。さらに、夏の終わりから秋の始めに苗を購入して植えるのがおススメです。

苗は本葉が5~6枚ついたものを選び、植えつけます。鉢植えの場合、大型または深型のプランター用品を選び、元肥を混ぜ込んだ野菜用の培養土に苗を植えつけましょう。キャベツは害虫がつきやすいため、植えつけ後しばらくは寒冷紗をかけて害虫を防ぐとよいですよ。

1回目の追肥は、植えつけ後3週間ほど経ち、本葉が10枚くらいになった頃、2回目の追肥は、植えつけ後6週間ほど経ち、芯の葉が立ち始めた頃に化成肥料を与えます。植えつけ後10週間が経つ頃に、結球し始めます。実がかたく巻いてきたものから順次、収穫できます。収穫が遅れると、割れてくるので気をつけましょう。

主な病害虫

害虫:シンクイムシ、ヨトウムシ、コナガ、アオムシ
病気:黒腐病、萎黄病、菌核病、根こぶ病

キャベツ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

キャベツの土はこれがおすすめ

ハイポネックス 野菜の培養土 14L

ハイポネックス 野菜の培養土 14L

排水性、保水性、通気性、保肥に優れマルチに使える野菜専用の培養土。ココピートや赤土など、天然素材を中心に配合されています。土は生育に適したpHに調整されており、そのまますぐに使えて便利。一袋に標準型のプランター(65㎝)約1個分の土が入っています。

ばらまくだけでOK。元肥にも追肥にも使える

住友化学園芸 マイガーデンベジフル 700g

住友化学園芸 マイガーデンベジフル 700g

野菜や果物の元肥や追肥に、ばらまくだけでしっかり効く、簡単便利な肥料です。有機質をブレンドし、栄養分を効率よく吸収させるすぐれた腐植酸入り緩効性肥料。土に活力を与える腐植酸を配合しています。樹脂コーティングされた肥料成分は、土壌の温度変化や植物の生育にあわせ、溶け出す量が調節されます。

害虫駆除&病気の予防と治療すべてに使える!

オールスタースプレー 1000ml

オールスタースプレー 1000ml

キャベツの害虫&病気にはこの殺虫殺菌剤で撃退しましょう。浸透移行性のため葉の裏側まで成分が行き渡り、殺虫効果を発揮。事前散布で病気が予防でき、病気が発生した後も治療として使える優れものです。

時期に合った品種を選ぶことが上手に育てるポイントです!

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どんな料理にも活用できる定番野菜「キャベツ」。時期に合った品種を選ぶことが上手に育てるポイントです。苗を植えつける時期を間違わないように注意してくださいね。通常の玉キャベツのほか、芽キャベツ、ちりめんキャベツ、紫キャベツなど種類が豊富。慣れてきたら、いろいろな色や形の品種にチャレンジしてみてはいかが?

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