2018年10月26日 更新

タイムの育て方は?水やりや肥料・用土など種類豊富で鉢植えで育てられるハーブ『タイム』の栽培方法

ヨーロッパ南部が原産で、古代からハーブとして珍重されてきたタイム。その高貴な芳香から、別名「勇気の象徴」と称されるほど。殺菌・防腐作用があるので、悪臭消しや疫病から身を守ると言われ、中世のギリシャでは寺院のお香や風呂に用いられ、その効用を活かしていました。今ではアロマオイルとしても大活躍。フランスでは、魚の生臭さをカバーするハーブとしてよく利用されています。

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料理に使えるハーブ!タイムとは?

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シソ科の常緑小低木です。品種が多いのもタイムの特徴。小低木となるものもあれば、細い枝にびっしり小さい葉を茂らせてグラウンドカバーになるような種類もあります。

ハーブとしてのタイムの香りも品種によってスパイシーなもの、レモンのようなシトラス系、フルーティーなものなどさまざまです。苗で買うときは、ちょっと触って匂いをかいでみるのもいいですね。愛らしい紫の小花をたくさんつける様子もかわいいですよ。

ヨーロッパでは肉や魚料理の香りづけハーブとしてよく使われます。煮物やスープなどにローリエの葉とセロリの茎、タイムなどをひとまとめにしたブーケガロニにして香りを楽しみます。香りを凝縮したエッセンシャルオイルは、化粧品の香料にもなって活躍しています。

初心者向きのハーブ タイムの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ、植え替え期:3月~6月、9月~11月
収穫期:1年中 
開花期:4月~10月(品種によって異なる)
※関東地方以西基準

置き場所

日当たりと風通し、水はけが良く、乾燥気味の場所を好みます。

水やり 

地植えは、根づいたらほとんど水やり不要。
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

栽培のポイント 

栽培が超簡単なガーデニング初心者にうってつけのハーブがタイムです。始めはポット苗や株分け苗を、春と秋に植えつけ・植え替えするのが良いでしょう。株を増やすには、主にさし木と株分けをします。真冬と真夏以外なら、いつでもできるのがうれしいポイントですね。

水はけの良い土壌を好むので、石組みの間、砂利混じりの花壇の小路横などやせた土地でも大丈夫! 夏の暑さにも冬の寒さにも強く、雪の下で越冬して春には芽吹いてきますよ。

比較的乾燥した気候を好むので、逆に高温多湿は苦手です。風通しを良くして株が蒸れて腐らないように注意してくださいね。夏場に枝葉が込み合ってきたら、様子を見ながら思い切って半分くらいに剪定して夏越えをさせるといいですよ。

主な病害虫

害虫:特になし
病気:特になし

タイムを育てる為のガーデニング用品

排水性を良くしたハーブのための専用土

プロトリーフ ハーブの土/2L

プロトリーフ ハーブの土/2L

食用ハーブにも安心して使用できる有機質の培養土です。排水性がよくいろいろなハーブに使用できます。

ばらまくだけでOK!元肥にも追肥にも使える

マイガーデン花・野菜用 700g 住友化学園芸

マイガーデン花・野菜用 700g 住友化学園芸

ばらまくだけでOK。さまざまな植物の元肥や追肥にかんたん便利に使える肥料です。栄養分を効率よく吸収させる腐植酸が配合され、緩効性肥料としての効果もあります。粒状で、土壌の温度変化や植物の生育にあわせて溶け出す量が調節されます。

スプレー式で収穫日の前日まで使用できる

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー/1000ml

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー/1000ml

イヤな臭いもなく、さまざまな野菜やハーブ、果樹に使えます。有機JAS規格(オーガニック栽培)で使える食品成分の殺虫殺菌剤。アブラムシ類、ハダニ類、うどんこ病を包み込んで退治するほか薬に抵抗性のある病害虫にも効果的です。

フレッシュなタイムで料理の彩りに!

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タイムの和名は「タチジャコウソウ」、「イブキジャコウソウ」など。名前を聞くだけで、いかにも魅惑的な香りの香草といえるでしょう。代表的な品種は南欧原産のコモンタイム(タチジャコウソウ)で香りも良く、ハーブとして広く利用されています。一年中、緑の葉をたくわえているので、料理仕上げの彩りにもサッと使えてとても便利ですよ。

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