オキナワスズメウリの育て方は?肥料や用土など、グリーンカーテンにもなるオキナワスズメウリの栽培方法

2018年6月14日


オキナワの名がついている通り、暑さに強く強健で、最近はグリーンカーテンとして人気が出始めたオキナワスズメウリ。種まき後、すぐにツルがぐんぐんと伸びて鮮やかな黄花が咲き、花後にミニサイズの実がなります。赤地に白い斑点が入る実はとても可愛いのですが、毒の成分を含んでいるので要注意。決して食べず、観賞用に留めておいてくださいね。

オキナワスズメウリとは

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ウリ科、一年草のツル植物。コロンと丸い実がつくことから「琉球オモチャウリ」というユニークな和名もついています。ネットやフェンスなど絡ませるものに誘引すれば、グリーンカーテン仕立てにできますよ。 オキナワスズメウリは葉っぱが小さめなので、涼感が足りない場合はアサガオやゴーヤ、ヘチマなど、他のツル植物と混植しても良いですよ。一株でかなりの量の実が採れるので、赤や茶色に色づいた実はドライにして部屋に飾ったり、実がついたツルを用いておもてなし用のリースを作っても面白いですね。

オキナワスズメウリの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

植えつけ期:4月~6月 開花期:5月~10月 ※関東以西基準

置き場所

日当たりの良いところで育てましょう。夏の直射日光にも負けずイキイキと育ってくれますよ。

水やり

春から夏にかけて旺盛に育つので、水を切らさないよう水やりを欠かさないことが大切です。土が乾いたら、たっぷりと。気温の上昇とともに水やりの頻度を増やしましょう。

栽培のポイント

オキナワスズメウリは種でも育てられますが、すぐに楽しみたい場合は苗を購入して植えつけるのが簡単です。ひとつの株に雄花と雌花が咲いて結実するので、ひと株から挑戦してみると良いでしょう。 おすすめの育て方は、夏の日除けと観賞を同時に楽しめるグリーンカーテン。ネットに誘引すれば、葉→花→実と変化する様子を長く楽しめますよ。苗の植えつけは4月下旬以降、十分に暖かくなってから。比較的簡単に育ちますが、地植え、鉢植えともに水切れには注意しましょう。 生育期と開花期は週に一回、液体肥料を与えるか、月に1回ほど化成肥料を与えます。たくさん花を咲かせるのが、実をたくさん実らせるコツです。花つきが悪い場合は、リンを多く含む肥料を与えると良く咲くようになりますよ。その後、8月下旬~9月にかけて実が赤く色づき始めます。

主な病害虫

害虫:特になし 病気:特になし

オキナワスズメウリ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

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緑や赤のかわいい実はオリジナルリースにも最適

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緑から赤へと染まるオキナワスズメウリの実。収穫時期をずらして2色の実を採っておけば、クリスマスにぴったりのリースが作れそうですね。マツボックリやドングリ、多肉植物をプラスして彩り、オリジナル作品を作って楽しんでみてはいかが? 木箱に入れてお部屋に飾っておくだけでも可愛いですよ。