種から育てる野菜に作りに挑戦しよう!育苗に便利なアイテムまとめ

2017年10月27日


家庭菜園を始めたら挑戦したいのが苗づくりです。育苗には、畑に直接種を蒔く方法と、ポットで苗を育ててから畑に植え付ける方法があります。今までは園芸店などで苗を購入していた方も、そろそろ苗づくりから始めてみませんか?育苗に便利なアイテムをご紹介します。

種から野菜を育てる!ポイントは3つ

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苗を種から育てようとして失敗した経験を持つ方は多く、家庭菜園自体に興味を無くしてしまうことがあるようです。種を蒔いても芽が出なかったり、弱々しく育った苗を見たりすると、悲しくなる気持ちも分かります。

 

苗は植物の子どもとも言えるデリケートなもの。環境を整え、きちんと管理をし続ければ期待に応えてくれる苗も多くなります。そのために必要なポイントは3つです。

1.水はけの良い土を使う

苗を育てる際に必要な土は、水はけが良く殺菌された土を使いましょう。市販の「種まき用の培養土」を使うと心配がないでしょう。

2.寒さや強い日差しから守る

春夏野菜を作るとき、3~4月という気候が安定しない時期に種まきをします。朝晩は冷え込み、日中は日差しが強い日もあるでしょう。苗は環境の変化に敏感です。しっかり守ってあげましょう。

3.水の管理

あげすぎもダメ、少なすぎてもダメ、という微妙な調節を必要とするのが水やりです。定期的に水を上げるのではなく、土の表面が乾いたらたっぷりあげる、というように、苗を観察し続けることが大切です。

卵パックを利用した育苗

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家庭にある卵パックを利用して育苗することができます。

 

パックの下に排水用の穴をあけ、水はけの良い土を入れてから種を蒔いていきます。種が移動しないように霧吹きで水を少しずつ与えましょう。フタをしめればミニ温室の状態になり、発芽しやすくなります。

透明の卵パックの下を見たときに、根が確認出来たら畑に植え替えていきましょう。

育苗おすすめアイテム

エコ重視のジフィーストリップ

育苗ポット12穴セルトレイ

 

育苗ポット12穴セルトレイ

卵パックのような形状の育苗ポットです。窪みに培養土を入れ、種を蒔きましょう。乾燥・加湿・寒さ暑さに注意しながら育てていくと、育った根がジフィーストリップを貫通してくるのが分かります。根が確認出来たら1つずつ切り離し、ジフィーストリップごと畑に植えていきましょう。

 

植え替え時のような環境の変化が少ないので苗はストレスなく育つでしょう。ジフィーストリップはそのまま土にかえる素材なので、安心して植えてください。

育苗ポット12穴セルトレイ
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苗をしっかりガードする花の種子成長ボックス

種まきハウス

 

種まきハウス

寒さからしっかり守れるように専用の透明カバーが付いています。

 

苗の成長をしっかりと見守れる成長ボックスです。

【ダイム】育苗トレイ 種まきハウス
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簡単便利!水でふくらむタネまき土ポット

サカタのタネ  水でふくらむタネまき土ポット 42mm...

 

サカタのタネ 水でふくらむタネまき土ポット 42mm 12個入

水で膨らませたポットに種を蒔くだけなので、手や周囲を汚すことなく苗作りを始められる簡単便利なアイテムです。土ポットは始めからph調整済の土でできており、育苗に適したポットになっています。
根が出てきたらそのまま畑に植えることができるので、根を傷めることなく成長させられます。
サカタのタネ 水でふくらむタネまき土ポット 42mm 12個入
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おすすめは育苗ポットからの野菜作り

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畑に直接種を蒔けば植え替えの必要はなくなりますが、苗になるまでの管理が大変です。雨で流されたり害虫の被害に遭ってしまったり、と目が離せません。その点、育苗ポットなら移動が簡単なので寒さから守ることができ水の管理もしやすく、種を健全に育てやすくなります。

 

種から苗を育てると、それだけ愛情も深くなります。この機会に育苗から始めてませんか?