大人の趣味、盆栽を始めたい!初心者も簡単に挑戦しやすい道具特集

2018年3月28日


大人の趣味である盆栽。最近は海外でのブームの影響もあって、若い人達にも関心が高まっています。手をかけて育てる楽しさがあり、インテリアとしても見栄えする盆栽に挑戦してみませんか?今回は初心者が揃えたい盆栽の道具をピックアップしました。ぜひ参考にしてくださいね。

最初に知っておきたい盆栽基礎知識

盆栽は平安時代に中国から日本へ伝わったとされています。この頃の盆栽は石に木を根付かせる「盆山」、鉢で木を育てる「鉢木」として、上流階級の貴族たちに好まれていました。江戸時代後期には庶民の間にも盆栽が広がり、近代に入ると趣味の園芸に留まらず、芸術としても世界に知られるようになります。最近はミニ盆栽など、手軽に楽しめる盆栽が若い女性を中心に人気です。

初心者が育てやすい盆栽とは

現在、盆栽として楽しまれている樹種は100種類以上あり、大きく4つのグループに分かれます。

 

・松柏(しょうはく)
常緑の盆栽・・・イチイ、柏、杉、松、桧など、一年中緑の葉を楽しめる。
・雑木(はもの)
広葉樹の盆栽・・・楓、ケヤキ、カエデ、ブナなど、季節ごとに違う表情を見せる。
・花もの
花を咲かせる盆栽・・・椿、梅、桜など、女性に人気が高い。
・実もの
果樹木の盆栽・・・カリン、梅もどき、姫りんごなど、実も楽しめる。

初心者の盆栽の選び方と育てやすい種類

一般的には小さい盆栽よりは大きい盆栽の方が育てやすいですが、自分の好みにあった植物を選べば、楽しく続けられそうです。予算の範囲内で気に入ったものを選びましょう。ある程度成長が進んでいる若木は枝の形が出来上がっているので、お手入れも比較的簡単です。

 

手間をかける時間がない、または自信がないという方は成熟した樹木を鉢に移し替えるだけでも盆栽の醍醐味が味わえますよ。

これから盆栽を始めるという方におすすめなのは丈夫な樹種です。街路樹としてよく見かける紅葉やカエデなどは扱いが簡単で、気軽に挑戦しやすいでしょう。
また、早春に花を咲かせる梅も寒さに強く、育てやすいと人気です。そのほか、盆栽の定番である黒松や真柏、変わったところではガジュマルも初心者向けとして知られています。

これだけは揃えたい盆栽に必要な道具

盆栽は剪定や整形するのが目的なので、そのための道具が欠かせません。また、どの植物も同じですが、鉢で育てるために植え替えが必要です。根を整理して用土を新しくする道具も揃えましょう。最初にあると便利な道具は以下の通りです。

 

・盆栽はさみ・・・枝や葉を整える「剪定はさみ」、伸び過ぎた根を切る「根切りはさみ」、枝を支える針金を切る「針金切り」など用途に合わせていろいろな種類がある。
・ピンセット・・・除草や虫を取る時に役立つ。コテ付きもあり、土をならすのに便利。
・ジョウロ・・・水圧を調整できるはす口の細かいものがおすすめ。
・用土&肥料・・・鉢の植え替えに必要。肥料は玉肥などを与える。
・殺虫剤・・・害虫や病気を防ぐ。

ほかにもたくさんありますが、最初は必要なものだけ用意し、徐々に揃えていきましょう。

初心者におすすめの盆栽道具

すぐに始められる便利な盆栽用セット

はじめての盆栽道具 シンプル4点セット

4,536
※価格は変動する事がありますので、詳細は商品ページでご確認ください。
基本の道具がセットになっているので、すぐに盆栽を始められるアイテムです。
剪定はさみはシンプルなデザインで持ちやすく、幅広く使えます。
盆栽に興味がある、または盆栽が趣味の方への贈り物としても喜ばれそうですね。

盆栽を楽しめる便利なセット

盆栽道具10点セット

5,378
※価格は変動する事がありますので、詳細は商品ページでご確認ください。
盆栽に必要な道具が10点入ったセットです。
これひとつで枝や葉の剪定はもちろん、鉢の植え替えが簡単にできます。
ペットボトルに取り付けられる簡単シャワーヘッドも入っており、盆栽以外の植物にも使えそうですね。

 

初めての盆栽にいかがでしょうか。

盆栽を毎日の生活に取り入れて、和のティストを楽しもう

敷居が高そうな趣味に思える盆栽も、必要な道具や育て方のポイントを知れば、案外簡単に始められます。盆栽を楽しみながら、日本の和に触れてみてはいかがでしょうか。毎日の生活にぜひ取り入れてくださいね。